ココロとCOCORO

 熊本市電に乗る機会がありました。

 電停で待っていたら、たまたまやって来たのがこの電車。0801AB超低床電車。
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 市電の最近の話題といえば車内アナウンス。11月1日から期間限定で、熊本市出身のコロッケのものまねアナウンスが聞けるようになりました。熊本地震の被災地に元気を与え、観光客に熊本を楽しんでほしいということで、コロッケが音声を無償提供したそうです。そのココロがうれしいですね。

 主要電停の案内に、志村けんや武田鉄矢などが登場し、例えば終点の健軍町の前では、淡谷のり子が「終点ですよ。ちゃんと降りるのよ」と言います。実はそのアナウンスを聞きたかったのもあって、いつもは車を利用するところを、あえて路面電車を利用したのです。全線均一料金170円。
※ コロッケによるアナウンスの詳細はこちら



 帰りは、どうせ乗るならということで、0803AB「COCORO」を待って乗りました。水戸岡鋭治デザイン。

 行きにすれ違った車両を覚えていて、次かその次あたりに来るはずとの計算で待っていたら、どんぴしゃり登場。でもネットで調べれば、COCOROの時刻表が公開されているんですね。
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 お洒落で、木のぬくもりが感じられます
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 対面式座席にはテーブル付き、ついでに鏡も?
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 一番の感動は、開放感でしょうか。その理由は窓の大きさにあると思いました。天井近くまで窓があります。
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 照明もいい雰囲気を出しています。

修理完了

お友達の家の修理がやっと終わりました。その家は熊本地震で大きな被害を受けていた家。

今日は最後の仕上げに職人さんが一人だけいらっしゃっていました。
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この職人さんたち、長い人だと数か月の間自らの仕事も投げうって他県からかけつけ、ボランティアをなさっています。

そう、自らの手間賃は一切受け取らないボランティア。


本当に頭が下がります。

 

終末

その日はまだベッドの上でまどろんでいた。
遠くで雷鳴が聞こえる。
でも普通の雷鳴ではない。
ブルックナーの交響曲の重厚な響きのような雷鳴だ。
ドドーン、ドドーンと鳴り、楽器が奏でる音楽のように聞こえた。
それは次第に大きくなってきて、あたりを揺るがすような突風が吹き始めた。

慌てて飛び起きてカーテンを開けると、庭の大きな木が大きくしなっていた。
上空から地面に打ち付けるような強烈な下降気流が目に見える。
とっさに「ダウンバースト」という言葉が脳裏に浮かんだ。
上空には異様な黒雲。
地震被害が残る近所の屋根のブルーシートは完全にめくれあがってる。
これは竜巻が近づいているのかも
そうなら家の屋根が吹っ飛ぶかも、という思いがよぎり、即座に臨戦モード。
できる限りのシャッターを閉めに走った。

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大地震に襲われ、今度は竜巻?
なんでこんな災害が立て続けに起きるんだ。
物はあっけなく無に帰する。と思ったものだ。

雷雨02a

画像は外の様子を撮影した動画から切り出したもの。
激しい雷が動画に不思議な閃光を残していた。
電子機器に影響を与えたのだろうか。
雪に見えるかもしれないが雨。

幸い竜巻ではなかったらしい。
だいぶ落ち着いたころ、近所の人がやってきて、さっきのはすごかったねえ、怖かったねえと話していた。
そして“しゅうまつ”だねとポツリ。

しゅうまつ?

週末?確かに土曜日。
いや違う、“終末”という意味だろう。

興味深い言葉を久しぶりに聞いた。
地震にしろ今回のにしろ、一般の人たちは自分の力ではどうしようもない異変を感じている。
ほんと恐ろしかった。



19日午前、熊本市南区で住宅の窓ガラスが割れるなどの被害があり、気象台は突風による被害と見て詳しく調べています。19日朝の県内は低気圧と寒冷前線の影響で激しい雨が降ったところがありました。また気象台では大気の状態が非常に不安定になり落雷や激しい突風のおそれがあるとして、午前5時54分に1回目の竜巻注意情報を出して注意を呼びかけていました。そのような中、午前7時ごろ熊本市南区近見で「家の屋根の瓦が飛ばされている」と、この家に住む人から警察や熊本市などに連絡がありました。現場は住宅街で突風とみられる風で瓦が飛び窓ガラスが割れるなどの被害が確認されました。熊本市南区近見の日吉東小学校では木の枝が折れ、窓ガラスが割れるなどの被害も確認されています。熊本市では午前7時13分に最大瞬間風速10・7メートルを観測していて、気象台は突風による被害と見て職員4人を現場に派遣し詳しく調べています。また午前7時ごろ熊本市西区の小島橋でも、走行中の8トントラックが突風にあおられ欄干に倒れかかりましたが、けが人はいませんでした。

TKUテレビ熊本のニュースより

癒しのトロピカルフルーツ

 先日、北海道から地元の贈り物をいただいたと思ったら、今度は西の最果てから贈り物をいただきました。

 なんとなんと西表島(いりおもてじま)です。イリオモテヤマネコがいるあの島です。一度は行ってみたい場所の一つです。

 ちょうど夏休み最終日の試験監督中に届きました。荷物が届く予定がなかったので、どこからだろうと思ったら、なんとなんとSさん、同好の士です。お仕事で西表に行く予定があるとは聞いていましたが、もう?
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 受け取った瞬間から「パインナップル」の甘い香りが部屋中に広がりました。これ、配達員の方には、よだれが出るほどの誘惑だったのではないか、と独り思ってしまうほどでした。
 
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 早速冷やして、一個いただきました。濃厚な甘さ。でも人工的なものではなく自然の、体が欲する甘さ。パイナップルってこんなにおいしかったっけ。今までは、どちらかというとちょっと食べればもういい、となっていた気がします。パイナップルについての思い込みがくつがえるほどのインパクト。





 そういえば、7月には同じく沖縄県の宮古島からもマンゴーをいただきました。これまた別の同好の士の方から。
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 生マンゴーうんめえ。マンゴー味のものはいろいろとありますが、そのものをいただく機会は皆無に等しいです。実際こちらでも栽培する農家があるらしいのですが、この果物は高根の花。買ってまで食べることはありません。めったに食べることがないため最初は切り方さえよくわかりませんでしたが、さすがに最後のほうになると、種を上手に除けて切れるようになりました。

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 今年は熊本地震という大きな災害がありましたが、同好の士の皆さんからもお気遣いをいただきました。本当にありがとうございました。多くの方々の支えによって生かされていることを感謝したいと思います。

 トロピカルフルーツによって癒される夏です。


心温まる気遣い

 北海道は旭川の友人から、お気遣いの品が冷蔵便で届きました。

 北海道でとれたものや北海道限定品。
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 おいしいとうもろこしたべてください。
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 そういえば、液晶テレビをくださった方からも暑中見舞いが届きました。

御礼のお手紙をいただいてありがとうございます。涙腺がどうかなったかな?と思う程、…涙が止まりませんでした。最近地震情報がなく、少しずつ落ち着かれたのかなと思ってたら、昨日又余震の報告を聞き、遅ればせながらペンをとってます。…お手伝いできて良かったです。




 気遣いがとてもうれしいですね。

がまだせ!熊本 


 当ブログの過去記事(2016/5/14付)で、個人的意見として、「がまだせ熊本」への違和感について書きました。


 ここ何日も読む暇もなくたまった熊日新聞を一気に読んでいたら、ついに世間でも言い始めたんですね。

   「がまだせ熊本」に対する違和感

 ことの起こりは6月28日付の「ハイこちら編集局」への読者の意見「『がまだせ』に違和感」のようです。


 その後「読者の広場」への安藤黒竜(益城町 81歳)さんの投書。確かこの方は肥後狂句の世界で有名な方だろうと思います。

「がまだす」というのは、「働く」や「精を出す」ことで、「がまだしもん」は、「とりわけ働く人」だと覚えて今日まで使い続けてきた。何もせずにぶらぶらしている人か、さぼってばかりいる人に言うのなら「がまだせ」も分かるが、ふつう、働いている人に対して「がまだせ」というはずがない。まして被災地や被災者に対して「がまだせ」などとは、もっての外。無礼千万な話である。
 最近は何が引き金かは分からないが、物珍しさもあるのだろうか、急に、なんでもない方言がやたらに使われ出すことがある。そのこと自体は構わないのだが、誤った使われ方が一人歩きするようになるのは、困ったものである。

2016/7/4 熊日新聞 「読者の広場」より引用



 ついに、年配者が「がまだす」と言う熊本弁の誤用について意見を言い始めたか。

 その後、その熊日新聞も、やっと後追いするかのように似た記事を出す。


 最近気になる誤用が「がまだせ」です。仏教用語で不動明王が起こった時の「降魔(がま・こうま)」の相を出すまで精を出す、が語源とか。「働く、精を出す」という意味で本来「頑張れ」の意味はないのですが、県人まで「がまだせ熊本」の看板を作っているのは困ったものです。
 働いている人に「がまださんかー」と言おうものなら「なんてやー」とけんかになること請け合いです。他人にこの言葉を使うなら「まちっとがまださにゃん、若っかつだけん」がせいぜいです。逆に「あん人はがまだしもん」と言われたら、最高の褒め言葉です。
 「がまだせ熊本」は「働かんか(働きなさい)熊本」。県民には大変失礼なスローガンです。「がまだすバイ」ならヨカとに。

2016/7/5 熊日新聞 夕刊ひろば「熊本弁コージ苑」より引用




 分かっているなら、もうちょっと早く言ったら良かったのに、とも思います。しかも、私の知る限りでは、発行部数の少ない夕刊でしかこの件に触れていません。もういたる所でこの誤用、広まっています。高校生たちさえこの言葉を使った企画をしたとかなんとかテレビで見たことがあるので、これからは がまだす=がんばる(これは誤用です)、として県人に定着していくでしょう。

 ただ、復興を願う善意の気持ちから出た誤用。当初は指摘しにくかったでしょう。それも分かります。3か月近く経ってようやく言えたともとれるかもしれません。



贈り物 - 新しいテレビがやって来た

 熊本地震で転倒した我が家のテレビ。死んだと思っていたら、なんと“半分だけ”生きていたのです。我が家では、テレビの優先順位は高い方ではなかったので、そのまま使って、しかも二画面表示にして(しかもこれに切り替えるボタンの反応がものすごく悪くて、つけるたびに毎回四苦八苦)、なんとかちまたの情報を得ていました。

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 しかし最近急に、映らなくなる面積が中央からだんだん拡大。こりゃもう限界。


 
 そうしたら、



うちのこのテレビの破損を知った友人たちが数人でお金を出し合って、なんとなんとテレビをプレゼントしてくれました。しかもわざわざ福岡から“配達”、そして組み立てまでしてくれて。うちのテレビがちょうど限界にきているということは知らないはずなのに、テレビが映らなくなった翌日に、新しいテレビが届いたのです。なんとグッドタイミング。

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 中古でも、もっと小さいのでもいいので、何かないかなと思っていたのですが、なんといただいたのは前と同じ40型。新品の東芝レグザ。
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 液晶画面の外枠とテレビの厚みが、以前の機種とは比べものにならないほど薄くなっているのに感動。以前の40型はでかいと思っていたのですが、同じ型なのにずいぶん小さく見えます。


 震災後自分なりにいろいろと人を助けてきましたが、こうやってちょうど良いタイミングで助けられることも多くあります。人とのつながりに感謝。