同級生

 近くで電柱工事があるという。その工事担当者が、工事車両が道をふさぐ形になるので迷惑をかけて申し訳ない、と事前に我が家にも挨拶に来た。こっちは最初気づかなかったけれど、向こうが、あれ?○○だろ?俺、S、と言う。
 S? その名前を聞いてすぐに記憶をたどり、当時の顔を思い出した。そしてまじまじとその顔を見ると、髭面だが確かに昔の面影が残っている。そこにいたのは中学時代の同級生、やんちゃなS。何十年ぶりかの再会。あの頃は元気者だったやつだが、その様子から今はちゃんと真面目に仕事をしているのがわかった。俺より随分老けたなと思いながら、しばらく数名の同級生の動向を話したあと、別れ際に冷蔵庫から冷たいものを取ってきて渡した。工事の時はうちの駐車場使っていいよ、と。

 同級生は結構近くにいる。これまでも本業で同級生の息子娘を預かったし、今も預かっている。みんないいおじさんおばさんになっている。もちろん俺も。

 そういえば最近とても驚いたことがあった。同級生と意外な形で出会った。

 それはTV番組を見ていた時だ。総合診療医が実際に出会った症例をドラマ仕立てで小出しに紹介し、研修医たちがその病名を推理するというもの。その日何気なく見ていると、先生役として登場してきたのが、なんと中学・高校の同級生。ひっくり返らんばかりに驚いた。その実家は我が家からそう遠くない場所にあり、商売を営んでいる。ある感染症の研究をしその種の本も出しているというのは知っていたが、今はこの医療分野で活躍中なんだ。昔の面影は?というと年は食ったけどそのままじゃん。



 

生人形

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 凄い形相。







 生人形(いきにんぎょう)。
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 その造形力たるはすさまじい。近づいてじっくり観察することができました。
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 というわけで、フラッシュなしで撮影。


 「相撲生人形」。安本亀八 作。(おっ!亀ですよカメ!)

 熊本市現代美術館所蔵。10月6日まで一般展示。



熊本市現代美術館による説明書きは以下の通り。

この作品の見どころは、スーパーリアルな造形はもとより、両者の肢体が複雑に絡み合って一体化し、360度全方位からの鑑賞を目的として制作されている点です。高度な技術に基づく蹴速の不安定なポージングが、作品全体に強いインパクトを与えている当館自慢の名品です。