希少植物の保護のための植生調査と草刈り作業ボランティア

 阿蘇市外輪山で行われた、希少植物の保護のための植生調査と草刈り作業ボランティアに参加してきました。

≪ビフォー≫
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≪アフター≫
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 作業は主に二つ、刈払機で草を刈る作業、そして刈り取った草を束にして運び出す作業です。今回、その束を作る作業を初めて経験しました。草を束ねるための紐(ひも)が準備してあるわけではなく、紐は背の高いカヤでその都度自作します。まさにエコです。
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 草束の作り方を教えてもらいました。でも、最初はなかなかうまくできません。無駄な力が入り、握力がだんだんなくなって来るのを感じます。汗をかくかく。それでも作業が進むにつれ、慣れてうまくできるようになりました。もう任しとき! 
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 今日は午前午後で1t積トラックに3杯の草を運び出しました。ちなみにこの草は堆肥になるそうです。

 昔の人は、これら作業をすべて人の手で行っていたのでしょうね。かなりの重労働です。


 今回は環境省から委託を受けた事業で、通常の輪地切りボランティアとは違い、弁当や飲み物、さらには交通費が支給されました。
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 ここは刈り取らないで、今後どうなっていくのかを調べる場所。
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 下の四角形の狭い範囲(黄線は筆者)は、植生を調べる場所。この狭い区画に20~25種の植物があったそうです。場所によっては40種を越える時も。これが背の高いススキが生えるようになると5種ほどに減るとの説明がありました。
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 ここは阿蘇外輪山、阿蘇の中では標高が高い所です。しかし、この調査地の中にか細い天然の小川が流れていました。時には干上がることもあるという小川。でもそこには、どこからやって来たのか魚が泳いでいるのです。種類までは特定できませんでしたが、小さいのもいてここで繁殖しているようです。

 しかも水がかなり透明。水が集まった場所はけっこうな深さがありそうですが、底まで見通せます。ちょうどヘビが泳いでいるのに遭遇。
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 こ、これは、マムシ?かな?


 阿蘇外輪山ではもうススキの穂が出てきています。道路脇に表示してある朝の気温は17℃でした。草原ではスズムシなどの秋の虫も鳴いていました。

2014第9回氷川町梨マラソン走行記 -その1-

 第9回氷川町梨マラソンに参加してきました。
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 コースマップ(クリックで少し拡大します)。
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 見ての通り、左手が平野(田んぼ)で、コースはそこから上った山間部の梨畑の中。

●受付は7:30~9:40。私が会場前信号に到着したのは7:40くらいか。会場に近い駐車場は満車で、小学校の駐車場に案内されました。ただ、そこも満車に近い状態で、なんとか滑り込めた格好になりました。そこから会場までは徒歩でも行けます。もちろん頻繁に巡回しているシャトルバスもありました。これが待ち時間なし。かなりよく組織されていると思いました。ただしもっと遅い時間に到着すると、さらに離れた駐車場に誘導されそうです。そうなるとシャトルバスがあるとはいえ、それに乗るのも長蛇の列があったとか。・・・次に書く手荷物のことを考えるとどうでしょう?

●受付を済ませ、封筒一式もらいます。でも会場には「荷物預かりがない」。さてどうするか。封筒を持って走るわけにはいきません。何人もの方が参加賞の梨を早めにもらって駐車場に置きに戻っているのを見たので、私も同じようにしました。小学校に置いてある車に置きに行く時間的余裕は十分。だって10時スタートだから。私のように単身乗り込んでいる人は、車に置きに行くのがいいかもしれません。応援の家族や友人が一緒に来ているなら、荷物預けの心配はないでしょう。なお、後でも書きますが、たとえ家族は走らないとしても梨は食べ放題です。

●今回は車で参加しましたが、梨を持って帰ることに問題なければ、バイクでの参加もいいかもしれません。会場下、国道沿いに駐輪場も確保されていました。終了後の国道は、渋滞でのろのろ運転。オートバイは渋滞知らずでいいかもしれません。

●トイレは会場内にもありましたが、スタート前は長蛇の列。国道を挟んだ向かいの物産館のトイレも使用可です。また、会場内に更衣室や簡易シャワーまで完備されていました。

 初参加の時ってこんな情報が欲しいと思うのですが、ネット上にあまり無いんですよね。



 ゲート。STARTという文字が見えますが、別にここからスタートするわけではありません。道路に矢印が見えますが、フィニッシュ手前でここをくぐっていきます。このゲートの奥と手前に急坂があり、フィニッシュ直前にこの2つの坂を登らなければなりません。
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 右端のテントが、受付と参加賞弁当引換所。真ん中のテントは選手が自由に使ってよい控えスペース。
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 参加賞の梨の山。
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 梨を販売している横で、梨を自由に食べることができます。ランナーもそうでない人もだれでも。
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 9:00 お祭り広場での開会式。
 ステージ上であいさつする人が、アップダウンの激しいコースだと口をそろえておっしゃいます。初参加ですので、まだ実感がわきません。
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 9:40のスタート地点への移動までまだ時間があるため、またぶらぶらとします。試食ブースでは梨剥きの方が増えて、どんどん梨を剥いていきます。スタートが近いというのに、梨を頬張る私。だって水分補給も必要ですし、このためにも参加したのですから。
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 9:40前後から、スタート地点へ歩いて移動。

 そしてあと4分でスタートの図↓。
 すぐ前方、十数メートル先にスタートラインがあります。今回はかなり前の方にいましたね。最初にAコース(10キロ)がスタート。
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 うしろも人人人。
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Aコース(10キロ)参加者数

高校生以上(男)898名    高校生以上(女)232名   小・中学生2名  合計1,132名


Bコース(5キロ) 男193名、 女158名、 小中学生14名  合計365名
Cコース(3キロ) 男70名、 女108名、 小中学生180名  合計358名





 その2へ続く

2014第9回氷川町梨マラソン走行記 -その2-

 第9回氷川町梨マラソン、10時スタート。前方にいたので、そんなに時間もかからずスタートラインをまたぎました。

 覚悟していたとはいえスタート直後から緩い登り坂です。最初にスピードを上げると後に響くというのが分かっているので、時計を見ながらキロ7分のペースを守ります。でも周りは速い速い。そんな私を尻目に、人がどんどん抜いていきます。男性ばかりでなく若い女性やおばちゃんに追い抜かれ、じーちゃんに追い抜かれ、ばーちゃんにこそ追い抜かれませんでしたが、みな結構速い。

 最初の給水地点。ここまであっという間に到着しました。冷水とカットされた梨が出ています。今回は梨を食べて楽しんで走ることが目標。すべての給水所を制覇する心意気です。
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 そして、“まだ”1キロ地点。この距離だと普通は汗が出ないんですが、もうじわじわと汗が出始めていました。平地でのランと比べても力が要るのが分かり、この先思いやられそうな予感がしています。(※実測値ですが、最初の1キロを、梨を食べた時間も含めて7分43秒かかっていました)
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 牛小屋の前を通過。
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 このあと、私たちが2キロを通過するかしないかの時に、10キロの先頭の方々が前方から走ってきてすれ違います(詳しくは前記事のマップ参照)。めちゃくちゃ速いです先頭の方々。こちら側を走っているランナーたちからは、えっ?もう帰って来てるの?速っ!という声が漏れています。

 起伏の激しい梨畑の中の道を走ります。蛇行している道のかなり前方の走者まで見える時があるので、気づいて写真を撮りたいと思っても、すでに登坂で疲れていて、まあいいやとなっています。道路上の人の影がはっきりしているのから分かるように、太陽が私たちをいじめるのです。台風も近づいていて、今日の予報は曇りだったはず?どうして?と思いました。おまけに無風で蒸し暑くて辛い。これで昨年と同じ30℃以上の気温なら、救急搬送もあるかも、と思いました。
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 Bコース(5キロ)の人たちと合流する地点を過ぎ、少々ランナーの数が増えました。
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 水は欠かせません。でも給水所で観察していると、せっかくの梨マラソンなのに、梨を食べない方も大勢います。給水所によっては、そこを過ぎてから何十メートルも道路脇に紙コップが散乱しています。ゴミ捨てのカゴが間隔をあけて置いてあるというのに。最初は意味が分からなかったのですが、立ち止まる時間さえも惜しいのだ、と気づきました。どんな目的の人が参加しているのか興味がありましたが、記録勝負の方が多いということでもあるでしょうか。
 私は各給水所で梨を食べて楽しむ予定でした。それでも、走りながらそんなに食べられるものではありません。あとでは、梨を噛んで飲み込むのにもエネルギーを使う感じで、ちと苦しい。
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 往路も通った高速道路の下を復路も再び通ります。この下の日陰を通った時の爽やかさ。これだったらもっと走られると思いましたが、日なたと上り坂になると再び元気がなくなります。
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 この後、10キロコースだけに用意された、往復数キロもある道に入るために左折しました。この道のかなり奥の方で、ランナーたちが折り返して戻ってきますので、同じ10キロ参加者たちとすれ違います。そしてほとんどの顔がものすごく苦しそう。特に私と同年齢かそれ以上の男性たちの顔は、ものすごく歪んでいます。その表情を見ていると、この先に待っている困難が想像され、不安になります。帰りは自分も同じようになるのでしょう。周囲からも、この道はまだ続くの?折り返し地点はまだ?という声が起こっていました。(※もしかしたら上りだった私たちの顔がもっと歪んでいたかもしれません)

 そんな中、折り返し地点手前で、仮装集団とすれ違うことになりました。

 このフランクフルトさんは、手を振る余裕と笑顔がありました。いいじゃん。
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 バナナさんも余裕。いいね。
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 写し損ないました。「おにぎりマン」です。面識ありませんが、私がブログを見て参考にさせていただいている方。今日はイチゴじゃないんですね。今年の熊本城マラソンで、最後尾を熊本県某超有名キャラクターのリアルな着ぐるみで走ったOさん。いつか声をかけたいと思います
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 折り返し地点の後は、幾つかの上りはあるものの基本的に下るのみ。スピードを少しずつ上げます。

 でも給水所の梨は外せない。最後の給水所では、水には目もくれず、切った梨を何個も差してある紙コップに本能的に手を出して、それを食べながら走りました。でも実は、受け取ったあとちょっと走って後悔したんですよね。これまでに何切れか食べて苦しかったですし、何よりも走るのにかなり邪魔だったからです。でも食べ物を粗末にしてはいけないとの思いから、最終的にはすべていただきました。

 長い下り坂。こちらが追い抜くことはあれ、うしろから追い抜く人はもう誰もいませんでした。

 そして会場に入る最後の2つの急坂で数人を次々に追い抜き、ついにフィニッシュ。手には、梨がまだ残った紙コップを持ったままでした。




 タイムは1時間11分台。キロ7分ペースでした。あのアップダウンの激しいコースで、各給水所で立ち止まり、梨を頬張って走った体重70キロ台の私には、十分なタイムでしょう。それにしても、マップに載っていた給水所は確か4か所のはず。うち3つの給水所は道の両側に展開していたので、10キロで合計7回の機会があったことになります。(ここだけの話ですが、1カ所だけ梨を食べ損ない、全給水所の梨制覇はなりませんでした)

 会場をあとにする前に、梨を無料で食べられるところに出向き、薄切りですが10切れ以上食べました。朝とは違い、カット梨の入ったトレーの数が増え、梨むき人もさらに増員されていました。ひたすら皮をむき続ける方々、ほんとうにご苦労様です。走るのはとても苦しかったですが、また来年参加させていただきます。


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