90歳でフルマラソン完走

 熊本城マラソン2015が終わって4週目に入りました。負傷のため禁止されていたランが先週から解禁になり、本日スピードを一時的に上げました。キロ4分台。全然痛みや違和感がない。順調に回復しているようです。


 熊本城マラソンといえば、毎回テレビにも取り上げられて、話題にのぼる方がいらっしゃいます。最高齢ランナーのお爺ちゃん。今年もエントリーなさっていたのは、名簿をみて知っていたのですが、今回はなぜかまったくテレビで取り上げられません。ランナー検索してみると10キロで途中棄権なさっていました。なるほど、きっとご高齢で、途中で体調を悪くなさったのだろうとばかり思っていました。


 ところが話はそこで終わっていませんでした。


 子どもの送り迎えに来てくださった保護者の方とお話ししていると、ふとしたことで熊本城マラソンの話題になりました。そして、その方のお兄さんがマラソンに出ている、しかも90歳で、今年も沿道で応援した、とおっしゃる。

「90歳ですか? (はて?) 最高齢といえば、阿南重継(あなんしげつぐ)さんしか思い浮かびませんが」。

「そうそう、それが兄です」。

「(興奮しまくる筆者) えっ? ご親戚だったんですかー」。


「でも、今年は途中棄権なさってましたよね」。

「ええ、翌週の東京マラソンに備えて」。(二度びっくりの筆者)




 その保護者がお帰りになってからネット検索。すると、東京マラソンで見事完走なさっていました。



 東京マラソンの歴代最高齢の90歳で、6時間45分28秒で完走。しかも「家族三世代でマラソンを完走した合計最高齢」のギネス記録まで達成なさったと。



 恐れ入りました。私も元気で続けたいものです。



 「先生も出ておられるとは存じませんでした。来年は先生も応援しますね」。

2015野焼き支援ボランティア(1) - 千円払っても見る価値がある

 仕事が一段落つき、今週は私の野焼きウィーク。月火の予定が雨で流れ、木曜日に今年初めての野焼きに行ってきました。

 3年連続で派遣された、南阿蘇「長野牧野」。その日は風がとても冷たく、私が今まで参加した野焼きの中では一番冷えた野焼きだったかもしれません。しかも、今回はこの牧野では初めての長時間の待機。時折太陽が差すと、その暖かさの恵みに感謝するほど、体が冷え切った野焼きとなりました。初めて派遣された方々にはちょっと堪えたしんどい野焼きだったかもしれません。

 今回私たちの第3班は、この牧野の一番の難所・アップダウンが激しく急峻な斜面のある場所の作業。昨年も同じ場所を担当しましたが、いろいろとあった場所。まず境目付近の防火帯を焼いて行きます。

 下の写真は、反対側から焼いてきた別の班と出会ったところ。このあと左側の斜面を一気に焼きます。なお作業中の写真は認められていませんが、これはリーダーの許可のもと撮影してます。
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 この作業が終わるとちょうどお昼頃で、私たちは集合場所に戻り昼休み。1,2班はまだ作業中、4班は私たちの作業した場所から下の比較的緩やかな斜面を焼いており、周りに遮るもののない現場で食事をとっているのが遠くに見えます。風がとても冷たく、時折太陽がはっきり顔を出す状況。寒い寒い寒い。

 ただ、この牧野には3年連続で来ていますが、今回も野焼きの最高の場面を見ることができそうです。これって案外恵まれているのかもしれません。振り分けられた班によっては、まだ作業中だったり、この場所から遠く離れていたりするからです。同じボランティアさんが言っていましたが、「千円出しても見る価値がある」光景。

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 スゴイ!とか、あったかい!という声が周りで上がります。

 でも焼き終わったら、再び寒い寒い寒い。



 今回はたまたま条件が悪い日に当たりましたが、3年連続で素晴らしい光景を間近で見ることができました。



 初心者研修を受けて参加なさった方が、ボランティア24人の中に何人かいらっしゃいました。その方々には今日の作業は辛かったことでしょう。これに懲りてボランティアを諦めないで欲しいと思います。ほとんどは爽やかに終了できる野焼きなのです。

 

2015野焼き支援ボランティア(2) - 組織力

 金曜日は南小国町の万願寺温泉のさらに奥、「吉原自治会」の野焼きに初参加しました。総勢10名、2班のボランティア。

 我が家から80キロほど離れた現場です。遠かった! でも昨日とは全然違い、絶好の野焼き日和で、天候によって不必要に体力の奪われない野焼きでした。
 ここの特徴は、野焼きする場所が点在していること。ひとつひとつはそんなに広くないのですが、午前中4カ所、午後3カ所を野焼きしました。

 《地元、ボランティア一緒の昼ご飯の様子》
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 ここでは非常に感心したことがあります。それは組織力。参加組合員の一人一人の役割分担がはっきりしており、とても組織立っていたこと。野焼き地を上から見た写真をもとにボランティアに作業手順や注意事項を説明する人、火入れ人、ボランティアの移動車を運転する人、動噴を扱う人、ジェットシューター係、しんがりで消火を最終確認する人などいろいろ。それを束ねるのがどっしりとした自治会長。複数いる火入れ人に的確に指示を出し、ひとつひとつの現場を焼いていきます。いやぁ今日はよく焼けました。

 しかも比較的若い人が多い。それぞれが責任を委ねられ、若い人を育てるという雰囲気が感じられます。よくまとまっていますね、とある方に話すと、「仲は良くないけど」との答え(笑)。また、この統率のとれた様は、まとめあげる「自治会長次第」とも。

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 ボランティア一同その組織力に感心しきり。

 今回は、小田温泉「悠々ひぐらし」の入浴お食事(オムライス)券とアクエリアスが配られました。ボランティアを入浴場所まで案内する役割も決められており、最後まで組織されていました。

 

2015野焼き支援ボランティア(3) - 最高によく焼けた大満足の日

 宮古島から帰った翌日24日、平日の野焼きボランティアに行ってきました。半袖でも過ごせた宮古島から、寒い寒い阿蘇へ。

 今回は阿蘇郡高森町「高尾野牧野(ぼくや)」。

 待機位置まで山を登ります。今回の牧野は、ご覧の通り、重機で押して広い輪地(防火帯)が作ってあり、枯草もなく野焼きがし易そう。
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 対峙する清栄山(1006m)山頂から火が入ります。我々は宮地嶽方面で待機。

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 しばらくしてこちらからも着火。炎は下るうちにどんどん大きくなり、驚嘆するほど迫力のある大炎に。この日はものすごくよく燃えました。あっという間に焼けて黒くなっていきます。下の写真はもうだいぶ火の勢いがおさまったところ(許可を得て撮影)。

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 午前中最後の燃えっぷり。燃え残りが皆無。それだけよく燃えたということです。1時間で作業完了。
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 11時過ぎには昼食。孫爺公園(笑)にて。私費で整備された公園(私有地)で、孫と爺だけでなく、だれでも使ってよいそうです。
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 正午からは、午前中に焼いたところの尾根を挟んだ隣りの放牧地を焼きました。どんどん火がつけられ、これまた30分という短時間で広大な牧野の野焼きが終了。今日は最高によく燃えた日ではないでしょうか。こんな日は珍しい。地元もボランティアも大満足。


 地元開催の交流会(打ち上げ)にボランティアも呼ばれました。私も入れて10名参加。

 地元の公民館で豪華焼肉の宴。最高の野焼きができたので、終始和気あいあいとした、笑い声の絶えない宴会でした。
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 ボランティア面々はノンアルコールビールで食が進む。飲んだ気になるものですね。うまいうまい。

 新鮮な鹿肉。特製たれに浸け込んでありました。地元の方がもらったときはまだ肉が温かかったそう。
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 ボランティア・牧野組合ひとりずつの自己紹介タイム。今回の野焼きの素晴らしい焼けっぷりにほとんどが言及。
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 野焼きというと男性の参加が多いのですが、今回は婦人会からも野焼きに参加されてました。中にはジェットシューターを背負っておられた方も。この牧野も高齢化で後継者不足。地元だけでは野焼きができないので、ボランティアの働きは大きいようです。それでも自分たちの集落を、自分たちの手でよくしていこうと、知恵を出し合いながら協力しながら奮闘しておられる様子がよく分かりました。組合長さんがおっしゃっていましたが、“みんなが組合長”だそうです。

2015野焼き支援ボランティア(4) - いろんな意味でスッキリ 

 二日連続の野焼きに行ってきました。今回は高森町の希少植物の宝庫「花咲盛」。昨年に続いて2回目の参加で、午前中で終わるボランティアです。23名参加。

 今回は噴火している阿蘇のふもとを通ったので写真を撮りました。噴煙は南に流れています。
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 高森町は阿蘇の南東側。冬の北東寄りの風向きのために降灰がひどい場所です。現場に行くまでにも、前の車が巻き上げる火山灰で、前方視界が悪くなるほどでした。


 今回の火引き(着火する人)の最長老。80代、杖をつきながら斜面を移動し、着火の指示を出したり、自らつけたりします。
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 作業開始のため移動。私はジェットシューターを背負い、今回は斜面下で活動しました。
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 朝の氷点下の冷え込みであちこちに霜柱が残り、今日はうまく燃えません。

 昨日の高尾野でもそうでしたが、炎が燃え盛っている危険な作業中なのに、リーダーの許可なしに写真を撮ろうとする方々がいます。ボランティアに事前に送られる案内文には、「作業中の写真撮影はご遠慮下さい。(リーダーの方には広報担当でお願いする場合があります)」と、はっきりと記されています。初心者研修会でも特に強調されています。

 今回の経験あるリーダーはそういう現場を見て大声で一喝。 非常にスッキリしました。特にこの二日間、その現場がいつになく目について、何かもやもやする気分だったからです。だって私も可能ならブログ用・記念用に一番燃え盛っている迫力のある写真を撮りたいですよ。でも自分を抑えて我慢してるんだから。

 そういうリーダーも、燃え盛っているが心配のない場所では、写真いいよ!と言って、写真を撮ることを自ら許可してくれました。後姿がかっこええなあと思った瞬間です。
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 最終作業では、刈ってその場に倒して残されていた草の斜面が勢いよく燃えてスッキリ。そうして予定通り午前中で終了。



 毎回終了時には温泉券をもらえるのですが、今回は1年前にもらった温泉券の期限が近づいていたので、阿蘇市の方に遠回りして温泉に入ってきました。元リーダーが、内牧温泉の「入船」がいいよ、と教えてくださったので、入りに行きました。
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 六方石を使った、ひなびた感じの雰囲気のいい温泉、もちろん源泉かけ流しでした。アドバイスに間違いはなかった。野焼きの疲れと汚れを落としてスッキリ。