S660 試乗できず

 熊本県菊池郡大津町にある本田技研工業熊本製作所となりにあるHSR九州で、「Enjoy Honda 2015」が開催されたので行ってきました。

 もちろん目的は「S660」を見ること。展示車・試乗車が店にないので行ってみては、ということでやってきましたが、やっと現車をこの眼で見ることができます。なお、お店からいただいたチケットがあったので、入場料は要りませんでした。

 試乗会の様子。
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 S660だけは抽選でした。
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 先導車の後ろに普通車の列が続き、さらに先導車を挟んで、S660が三台、そのあとをほかの軽が続くという感じ。やはりS660の前に、先導車を入れるよね。最初はノロノロですが、サーキットの直線部分では高速道路並みにスピードを出せるようです。

 午後からの試乗のための抽選の列は、抽選開始20分前というのに長蛇の列。なお、手前はほかの車の試乗の列。あまりにも違い過ぎる。
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 私はというと、朝一番に行く予定が都合で行けず、10時過ぎに会場入り。午前の部の抽選会には間に合いませんでした。また、午後からの部の抽選会には、仕事があるため並ぶことすらできず、結局試乗できませんでした。

 S660の印象。まず思ったのが、小っちゃ。そりゃそう軽だもの。事前の私の印象では、色はイエローに魅かれていたのですが、やはり一番映えると確信。ブルーもいいと思っていたのですが、曇り空のもとで見た印象では、ブルーとレッドはおもちゃっぽく見えるので私は買わない。(あくまで個人的な意見です)

 この日の3台の試乗車はいずれも所沢ナンバー。イエローだけがMT。

 私が試乗できなかった分、試乗した人に感想だけ聞いてみようと思い、インタビュー。ビートに乗っているという男性は、ビートより良い、思ったより力がある、サーキットコースの直線で、4速で時速90キロまで引っ張れたと。また、カーブを安定して曲がる、窓は開けてはいけなかったので、ターボの音はほとんど聞こえなかった、とも。・・・間もなく納車だそうです。

 それでも私は展示車のシートに座ることだけはできました。 -続く-

S660の展示車に乗ってみて

 「Enjoy Honda 2015」では、S660の展示車もありました。自由に運転席、助手席に座ることができました。この車の周りにはほかのどの車よりも多く人が集まっていました。ただ、サーキットなどでイベントか始まると、ぐんと見る人が少なくなる感じ。そういう時はねらい目。
 年齢層は若い人は少なく、40前後の方からそれ以上の方が多かったように思います。私もその一人です。やっぱりこれはそのあたりの年齢層に受けるのかと思います。
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 小っちゃいけどやっぱりかっこいい。タルガトップの端っこって結構重いんだと思いました。乗るならイエロー。でもそのためだけにカネを出してαにするのも悔しいので、私ならβの白にします。

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 荷物を置く場所はありません。助手席かその足元に置くしかありません。それは譲るとしても、身長170cm半ばの私には、シートは一番後ろにせざるを得ませんでした。タルガトップに頭があたる感じはありませんでしたが、姿勢や腰かけ方次第ではちょっと頭がBピラーに当たる感じ。
 それにもまして気になったのは、個人的にはもう少し足を伸ばしたいのに伸ばせなかったこと。
 おまけに、乗り込みにくい。この手の車への乗り込み方を知らないためだろうと思いますが、足が容易にドアの内側に当たってしまうのです。毎回ドアに蹴りを入れて汚しそう。ドアも長いために、乗り込むにはかなりドアを開けないと足が当たってしまいそう。ちなみにこの展示車の運転席シートの右隅には、結構土のついた跡がありました。ドアに足が当たるのを避けるためでしょう、乗り込む人の靴がシートに当たってる。
 もっと身長がある人にはS660って体型的に厳しいのではないかと思います。


 展示車に乗ってみて、これを購入するかどうか・・・正直意欲が低下したのは否めません。しかもこれを見に行く直前は納期が夏だと聞いていましたが、人気ありそうなのでたぶんもう納期も延びていそう。

 こんな感じなら、家族もいますし、実用という点でまだましなコペンでもいいかとも思い始めています。ただコペンは、真横から見たときの後輪のホイールから見えるスカスカ感が個人的には好きではありません。試乗車のブレーキの踏み始めの利かなさ具合もあまり好きでないかも。

 なお私が求めているのは、主に私が一人でのるためのセカンドカーとしてなので、維持費の観点からも軽がちょうどいいかと。万一の場合命がなくなるバイクからはそろそろ卒業したいですし、ただありきたりの軽にも乗りたくない。また普通車二台もうちは要らない。

 今までも、出たばかりの初期型を購入し、使いづらさや改善してほしい点が出てきて、あとの型ではそれが見事に改良されているのを何度か経験したことがあるので、この件はしばらく保留という方向に傾きつつあります。

 それでもやっぱりS660はかっこええなあ(揺れる心情)。

牧柵補修ボランティア (町古閑牧野)

 今日のボランティアは阿蘇の野焼き支援ではありませんでした。私にとって初めての経験、牧柵の補修をするボランティアです。

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 いきなりのお弁当ですが、今日は作業が始まる前にまず「昼食」タイムがありました。

 9時集合でしたが、その後霧雨が降り出し、だんだん大粒の雨に変わっていきました。おまけに台風のような強風も吹き荒れます。もちろん作業は始められません。おまけに体の震えが止まらないほど寒い。外気温は5℃を示していたようです。最初は車両小屋の中に集まっていた地元とボランティアたちも、あまりの冷え込みにそれぞれの車の中に戻ってしまいました。そうやって車内でひたすら雨が止むのを待っていました。10時過ぎても、11時過ぎても一向に収まる気配がありません。そして正午前、牧野から弁当と飲み物が支給されました。まだ雨風強く、車内でこの弁当を食べて、今日は食い逃げ?

 しかし、弁当を食べ終わった頃から雨が小降りになり、ついには止みました。いよいよ破れた牧柵の補修作業開始。相変わらず強風は吹いていますが、車に乗り合って広大な牧野に散らばっていきます。牧野に出ると、先ほどまでの大雨は何だったのだろうというほど、青空が見え始めました。午後からは晴れるという予報は当たりました。

 この有刺鉄線で破れた牧柵を補修していきます。重い!重い! 二人がかりで運ぶ必要があります。
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 私たちは、草原の中を走る道路の両側の牧柵を担当。まずは左側を補修しながらある地点まで進み、そこでUターンして帰りは反対側を補修しながら戻ってくるのです。中には工具で意図的に切った跡のある有刺鉄線もあります。世の中にはいろんな人がいるもので、たぶん猟・・・。
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 錆びて切れた有刺鉄線は新しく張り替え、緩んだ有刺鉄線は針金で所定の位置に固定します。牛が放牧地の草原から出ないためのものですが、中には急斜面の手前に張ってあり、牛が転落してケガをしないようにするためのものもあります。↓は私が補修に関わった部分。
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 休憩のときに記念撮影。私たちの班は地元2人、ボランティア3人の五人組でした。
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 野焼きの終わった牧野にはもう草が生えてきています。ここも間もなく美しい草原に変貌します。
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 作業が遅く始まった分、終了したのは4時前でした。待ち時間がとても長い日でしたが、大自然の中で汗を流して働くのは最高に気持ちいいですね。

 今年度から新しくなった温泉券と、お土産として阿蘇高菜漬け(たぶん手作り)をいただきました。




 作業の帰りに、できたばかりの「草原保全活動センター」に立ち寄りました。環境省の「草原学習館」と阿蘇市の「草原情報館」の2棟が新しく建てられ、管理運営を「グリーンストック」が行っています。つい数日前に引っ越しが終わったばかりです。
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 解放感ある間取りです。以前の古ぼけた事務所とは雲泥の差。

 スタッフの方から温かい歓迎を受け、お茶をご馳走になりました。ありがとうございました。

牧柵補修ボランティア (村山牧野)

 4/23 2回目の村山牧野の牧柵補修ボランティアに参加してきました。

 今日は初遅刻をしてしまいました。待たせてしまった方々、本当に申し訳ありませんでした。

 別所で野焼きが同時開催されているため、本日の参加ボランティアはわずか6人。私の属する班は地元一人、私を入れてボランティア二人。私の相棒は何と、私がブログを読ませてもらっている「歩夢くん」でした。

 最初の作業をした場所で撮影。仕事ぶりがはっきり見えませんねぇ。真うしろの有刺鉄線をすべて張り替えました。
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 この土地の周囲の牧柵を補修していきます。筋状に見えるのは“牛道”。いい天気です。暑いです。まだ幾分冬仕様で参加していた私は、たけのこの皮をむくようにだんだん薄着になりました。1週間前ひどい寒さの中で牧柵補修したのとは大違い。たった1週間でこんなにも気温が違うのが不思議。
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 隣の土地は鹿除けネットが張られ、植林されていました。将来草原が人工林に変わります。草原維持が叫ばれている阿蘇ですが、後継者不足や経済的な問題などもあり、簡単に非難することはできません。
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 割り当てられたところまで点検を終えると、“わらび狩り”をしながら引き返しました。ここの牧野のわらびは、大きくてしかも柔らかい。
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 家族へのお土産になりました。
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 記念撮影。
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 12時30分には作業終了。弁当と飲み物、温泉券が牧野から支給されました。

 私にとって2回目の牧柵補修、随分手慣れたものとなりました。指示に従って作業をしますが、有刺鉄線を張るか張らないか、どのように張るかなどだいたい予想できるようになりました。

 この牧野では毎年、野焼き支援ボランティアのうち希望者のみを対象とした交流会(わらび狩りとバーベキュー)が行われます。今年ももうすぐ開催されます。




 早速料理。うん、確かに柔らかい!
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2015野焼き支援ボランティア(5) - 昼寝

 牧柵補修の翌日、私にとって今年最後になるであろう野焼き支援ボランティアに行ってきました。

 場所は、波野村の横堀牧野。昨日と今日の二日連続開催の野焼きで、私はその二日目に参加したのです。平日開催なのでいつものように現役は少なく、退職した方々がほとんどと思われます。見回すとたぶん私が最年少。見知ったお顔の方々も随分増えました。11名参加。

 今日は取材が入っていました。阿蘇くまもと空港の情報誌の取材です。
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 取材班同行で1カ所目の野焼き。

 トラクターで牽引される水タンク(動噴)。動噴は二台準備されており、しかも惜しみなく防火帯に水をまいてくださったので、必死で消火作業をしなくて済みました。とても心強い。私はジェットシューターを背負いましたが、消火に関してはあまり出番はありませんでした。
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 リーダーの許可のもと撮影しています。杉の木立の大きさと比べると炎の大きさが想像できると思います。


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 取材の同行は1か所目まで。そして、2か所目の野焼きも無事に終わり、最後の3カ所目へ。今日は全部で3カ所の野焼きだと聞いていたので、この調子だと(正午は過ぎるかもしれませんが)早めの作業終了だろうとボランティアの間では少なくとも思われていました。まだ10時半過ぎだし。



 3か所目ではまず斜面を上まで登るよう指示を受けました。奥の斜面、緩やかに見えますが、実は結構急な勾配です。
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 ところが、登りきると輪地(防火帯)は刈り取った草の寄せ方が不十分なまま。草寄せは結構大変なんですが、人海戦術でさっさと進めて野焼きをするのかと思いきや、なんとここで予想外の昼休みになりました。時計を見るとまだ11時20分。

 先ほど登って来たばかりの斜面を、今度は弁当を食べるために下りなければならなくなりました。青々とした牧草地の中にポツンとある車の中に、私の頼みのエネルギー源があるのです。
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 牧野組合員のほとんどは自宅へ食事に戻ってしまいました。

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 私たちが弁当を食べ終えた頃、トラクターが1台やって来て、高い所で防火帯の整備(掘り起こし)をし始めました。それを見て私たちは再び斜面を登り、短時間ではありましたが手伝いをしました。
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 それが終わると、再び静かな昼休みが続きます。

 木陰でただ座って作業開始を待っているのは苦痛だったので、少し躊躇しながらも枯草を体の下に敷いて地面に横になりました。しばらくすると背中の下で何かが動く気配を感じます。もうびっくりして起き上がり、背中の下だった辺りに目を凝らしますが、何もいません。改めて横たわると、しばらくして再び何かが背中を押し上げる感触。よく見ると、地面に穴が開いていました。モグラの巣穴か、かつて見たことのあるネズミの巣穴っぽい感じ。

 寝転んで目を閉じて耳済ませていると、作業中はあまり気づかなかったいろいろな鳥のさえずりが聞こえてきます。突然すぐ近くでウグイスのよく響くさえずりが聞こえるようになりました。姿は見えませんが、すぐ頭上の、樹の枝のどこかにとまっているようでした。遠くのウグイスと交互に鳴き交わしています。ウグイスの声には音程や鳴き方に何パターンかあるようです。あの小さい体に似合わず、非常によく通る声で鳴きます。

 涼風が頬を撫でて通り過ぎて行きます。ウグイスのさえずりのシャワー。これだけで幸せな気分。そうしていつのまにか意識が遠のき、眠ってしまいました。

 野焼き現場で地面に寝転がって「昼寝」したのは初めての経験でした。どれくらい時間が経ったのでしょう。次に目が覚めたのは、ボランティアさんの一人がアメを持って来てくださったのに吃驚して飛び起きた時でした。


 組合員さんの軽トラが戻ってきて、午後の作業が始まったのは13時半すぎ。途中短時間の作業が入ったとはいえ、なんと現場で2時間以上の休憩でした。噂には聞いていましたが、ここだけのんびりとした別の時間が流れていました(笑)。
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 そして3カ所目が焼き上がったのはわずか1時間後。

 牧野組合からご親切にも飲み物と菓子パンが全員に配られました。ありがとうございます。この日はかなり暑かったせいもあり、だれもがのどを潤し、パンにかぶりつきました。
 心身ともに落ち着いて、そろそろもう帰途につきたいと思うボランティアたち。でも、組合員さんたちはその様子に気づかず、地元の話で盛り上がっています(笑)。本当にここだけは別の時間が流れてる、と確信しました。このマイペースさ、日本ではなく外国に来ているかのような錯覚を覚えました。折を見てリーダーが話に割って入って、急かすようにして集合場所まで乗せて行ってもらいました。

 “波野タイム”・・・と呼ぶ人がいました。しかし、すべての波野村の牧野がそうかどうかはわかりません。

 とはいえ、少なくともここだけは、独特の“横堀タイム”が静かにゆっくりと流れている別天地なのでした。


 いやあ、昼寝できてよかった。寝不足が少し解消。