みずあかり

 夕方から熊本城前で行われている「みずあかり」に出かけてきました。

 竹の中に灯されたろうそくの光の幻想的なこと。

 つい先日、当日のボランティアが大いに不足していると地元紙に記事が出ていましたが、おかげでその後大いに反響があったと、「あかりびと」の方がおっしゃっていました。
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 竹に穴を開けて加工するのも大変でしょう。
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 熊本城築城主の加藤清正。
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 筒の内側に色を塗ってあるものや、ろうそくと共にLEDを使用してあるのもありました。
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 川面に浮かぶろうそく群。
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 明るいうちにどのように設置されていたのかその苦労が分かる画像がこちら(知り合いの野焼きボランティアさんのブログに移動します)

 熊本城敷地内のあかり。 
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 この日は歩道の縁に沿ってずっとあかりが並べられています。蹴っ飛ばさないかどうか心配になりますが、さすがマナーの良い日本人、そんな人は一人もいませんでした。


 熊本城の頬当御門と宇土櫓(天守閣ではない)もライトアップされています。
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 城彩苑にも立ち寄りましたが、花魁道中を一目見ようとする人で身動きがしにくいほどの混みようでした。



 ちょっと冷えてきた夜、暖かなあかりには魅かれます。

輪地切りデビュー

 今年初の輪地切りに参加しました。しかも刈払機を使用しての作業は、自分にとって人生初でもあります。この機械が今日のパートナー。
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 今回の牧野は「枳」牧野。たぶんこの漢字読めないと思います。私もそうでした。

 朝8時30分集合。今朝は立野からカルデラのなかに入ったら急に視界が悪くなりました。間もなく消えそうですが、雲海が発生していたようです。その中を走ります。
 今回から私の交通手段が変わりました。今までのバイクを卒業し、コペンに乗って参加。これで寒さで震えなくて済みますし、着替えなどの荷物を持って行きやすくなりました。ただ、バイクははやく到着できましたが、これからはそうはいきませんので、早めに出発する必要があります。それにしても、他のボランティアの皆さんは集合が早い。一番若い私がだいたい最後になります。
 集合場所までの登山道、コペンはぐいぐい登ります。カーブでも足がしっかりしています。運転してて面白い。集合場所に到着した頃には雲海は消えていました。


 1,2班に分かれての作業。講習を受けてはいるものの、日常生活で使う機会のない刈払機の操作には自信がありません。今日はリーダーがそばにいて教えてくださいます。

 阿蘇北登山口から登った米塚下園地に集合して、登山道沿いの牧野の草刈。もうとっくにススキが揺れている季節。傾斜があるところの草刈は、草を刈る範囲を広くしようとすると足腰と腕にけっこうきます。一方、平坦な所はどんどん進められました。汗をかくので、飲み物を多めに持って行くのは当然。機械には給油しなければなりませんが、人間には給水しなければなりません
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 この登山道を登った先の草千里までは通行できます。しかし、その先は立入禁止区域。平日なのに結構通行量があります。祝日となるとかなりの通行量になるらしいです。なお、この日この場所に降灰はありませんでしたが、作業中草に付いている灰が舞います。


 作業は11時過ぎには終了。ぜひ来年もこの牧野の輪地きりに参加してくださいと組合長から全員に言われました。
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 早めに終わることは事前の調査で予想はしていたことでしたが、一応昼食を持って来ていたので、雄大な景色を眺めながらいただきました。やはり外で食べるのは美味い。
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 帰りはコペンをオープンにして走行。10月末とはいえ最近は気温が高め。阿蘇では快適でしたが、市内に入るとちりちりと肌が焼けます。それでも意地で自宅までオープン走行します。今日の日焼けは、輪地切り焼けというよりオープン焼けでした。

 あっ、「枳」牧野の読み方は「げず」です。
 


恐るべし「さが桜マラソン」の人気! エントリー成功。

 今シーズンのマラソン、2本目を申し込んだ。「さが桜マラソン2016」。

 10月20日午後8時から受付開始。先着順といういさぎよさ。

 開始時間と同時にパソコンの前に座ってアクセスし始めるも、アクセス殺到で「お待たせしてます画面」が早速出てきた。“ちゃんとアクセスできてるから何度も再読み込みしないで30秒待っててね"という画面。30秒を勝手にカウントダウンする。その数字がゼロになったら何もしなくても自動的に再アクセス。しかし、何度も何度もゼロから再び30秒に戻る戻る。いつ繋がるのだろうか。まあ7300人も枠があるから、今無理でも夜遅くに申し込めばいいや、と思わなくもなかったが、結局繋がって、12分後にエントリーし入金も済ませた。


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 ところがである。2時間ほど経って、申込サイトを見ると、「もうすでに定員に達し、マラソンのネット申し込みを締め切りました」との表示が出ているではないか。

 恐るべし「さが桜マラソン2016」。ものすごく評判がいいもんなぁ。夜遅くまで待っていたら、時すでに遅しだった。危ない危ない。昨年よりもはるかに早く、わずか2時間で定員に達しているようだ。

 今年は熊本城マラソンから一旦離れて、北九州と佐賀に出場することになった。そして今日から、熊本城マラソンのランニングクリニック(先着順)の申込も始まったので、熊本には出ないにもかかわらず早速申し込んだ。日曜午後からなので、ちょうど都合が良い。


アイガモ米

 卒業生が、在学中の農業高校で栽培したアイガモ米を、少しですがと言ってわざわざ持って来てくれました。

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 来年、農業大学校に進学が決まりました。

 あの手のかかった中学生が、すっかり大人っぽくなったなあと思います。

 やりがいがある仕事です。

圧倒された! 縄文弥生の造形美パワー


 九州国立博物館〔九博〕に、特別展「美の国 日本 JAPAN COUNTRY OF BEAUTY」を見に行ってきました。

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 教科書の写真でしか見たことのないものを実際に見ることが目的でした。


 しかし、実際に見る前に、というよりも駐車場に入る時点で今回は長時間の足止めを食らってしまいました。ちょっと甘く見ていたかもしれません。平日の午後1時過ぎだというのに、「北側アクセス」の道路は大渋滞。係員が言うには、駐車場に入るのに1時間前後の待ち時間だそうです。それを聞いてUターンして戻っていく車もちらほら。そういえば手前に民間駐車場がありました。渋滞がひどいゆえに成り立つ商売でしょう。この日しか行けず、ここまでやって来て引き返せない私は、仕方なく列に並びました。事前に駐車場のこと調べておけば良かった。腹をくくって待つこと数十分、午後2時数分前に駐車場に入ることができました。
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 入って早々あの有名なものが観覧者を迎えてくれます。
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 しかも360度どの方向からも全体をくまなく見ることができる展示。


 ● 遮光器土偶(縄文、青森)
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 あの有名な土偶の実物が展示してあります。思ったより大きかったです。私が小学生の頃は、これは宇宙人だとかデタラメが平気で流布されていたなあ。

 ● 火焔型土器(縄文、新潟)
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 実物の造形はほんと見事です。デザインされているというのがはっきりわかります。誰だ縄文人がわれわれ現代人より遅れていると言ったやつは。我々と同じくデザインのセンスが昔からあると確信しました。


 ● 水煙文土器(縄文、長野)
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 これまた入念にデザインされています。

 原始日本列島の造形美とは言い得ています。独創的で美しい。現代に近ければ作者の名前とか残っているでしょうが、名もなき作者の意識、センス、パワーを、目の前の物を通して感じることができます。ああ、何かすでにお腹一杯。


 ●袈裟襷文銅鐸けさだすきもんどうたく(弥生、兵庫)
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 これまた有名。銅鐸の文様の中で、スッポンが泳いでいました。


 ● 埴輪 踊る人々(古墳、埼玉)
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 どこかユーモラスな仕草。目や口は穴が開いているだけですが、表情が見えるようです。


 九博、とにかく人が多いぞ。前回の大英博物館展よりも多い。見学旅行の子どもたちもいますが、平日ゆえか圧倒的に年配者が多い。そしてあるものの前に来た時、人が多い理由が分かった気がしました。観覧者は、展示物を間近で見るための専用の列と、展示物から少し離れるが自由に移動して見られる方向に分けられます。

    その展示物とは、正倉院宝物の「螺鈿紫檀五絃琵琶」らでんしたんのごげんびわ。

教科書に必ず載っている琵琶。かく言う私も、この期間限定(11/3まで)で展示されるものを一目見たいと思い、忙しい予定の合間をぬって何とか調整してわざわざやって来たのです。

 残念ながら九博からの提供画像はありません。(今までの展示物の画像は九博からの提供)。視力はいいし時間もないので、私は少し離れた所から自由に移動しながら見ました。奈良時代のものとは思えないほど精巧な琵琶。弦の張られた側も、螺鈿でシンメトリーにデザインされた反対側もじっくり見ることができます。録音された弦の音も聞くことができます。


 ●王羲之尺牘(中国東晋、唐時代)
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 何やら有名な王羲之の直筆文字の輪郭を写しとり、輪郭の中を墨で塗るという技法で、その王羲之本人の字を後代に残しているものらしい。当然その過程でミスがあり、塗り損ないなどがあります。でも、直筆の文字の形がそのまま後代に残っているというのが凄いではありませんか。


 画像がないので文章だけで書きますが、私が今回感心したのは「古今和歌集巻第?(高野切)」。何が良かったかって、ひらがなの美しさ。紙の上で、まるで川が流れているかのように、平仮名が流れています。ここにひらがなの美しさ極まれり。文字が繊細で、その美しさに圧倒され、しばし立ち止まって眺めていました。


 今回の展示、見終わった感想をひとことで言うと、縄文弥生のパワーに圧倒された展示。期間限定展示の宝物・琵琶もありましたが、それをもってさえ私にとっては縄文弥生の素朴なパワーに勝っていなかったと思います。


 会期 2015年 10月18日-11月29日