一匹あたりいくら?


 新しいのが来ました。修理に出していました。iPad Proです。Appleは、故障品がむこうに到着すると同時に、シリアルナンバーが変わった別物(新品か同等品らしい)を送って来るんですね。初めて利用しました。
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 高くついた修理でした。まだ購入して1か月も経っていないものでしたが、AppleCare+ に入っていなかったために、45,792円もとられることになりました。画面の損傷です。今までiPadは何台か使ってきたのですが、iPad Proは過去の機種より画面が薄くて、壊れやすそうに感じています。しかも修理費が以前のモデルと比べてもべらぼうに高い。ですので、アップルケアプラスに入っておきましょう。修理費(交換費用)が激安になります。


 それにしても、画面が割れた理由が、実につまらない


 授業がすべて終わって、教室の窓を開けました。すると外のブロックの上に、つながった2匹のゴキブリが見えたのです。これは繁殖させてはならぬと思い、退治するべく道具を持って窓から身を乗り出しました。私のすぐ横の長机の上に、iPadをカバーをかけた状態で置いたあとのことでした。

 バシン! ゴンゴン! 見事退治成功!

 意気揚々と体を起こして教室の中を見回すと、いつの間にかiPadを置いた長机が倒れていました。えっ?と驚く私。家族の話によると、机が倒れた音が響いたそうなんですが、ゴキブリ退治に専念していた私はまったく気づきませんでした。

 転がったiPadを拾い上げます。今までも落とすことはまれにあったのですが、壊れたことは一度もありませんでした。カバーを開けてみると、画面に“クモの巣”があらわれていました。スワイプするとザラザラするし、粉状のものがわずかですが指に付きます。初の画面割れでした。

 ゴキブリ2匹 = 修理費45,792円。 一匹あたり・・・・。


 iPad Proをご購入のときは、AppleCare+ に必ず入りましょう



 

贈り物 - 新しいテレビがやって来た

 熊本地震で転倒した我が家のテレビ。死んだと思っていたら、なんと“半分だけ”生きていたのです。我が家では、テレビの優先順位は高い方ではなかったので、そのまま使って、しかも二画面表示にして(しかもこれに切り替えるボタンの反応がものすごく悪くて、つけるたびに毎回四苦八苦)、なんとかちまたの情報を得ていました。

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 しかし最近急に、映らなくなる面積が中央からだんだん拡大。こりゃもう限界。


 
 そうしたら、



うちのこのテレビの破損を知った友人たちが数人でお金を出し合って、なんとなんとテレビをプレゼントしてくれました。しかもわざわざ福岡から“配達”、そして組み立てまでしてくれて。うちのテレビがちょうど限界にきているということは知らないはずなのに、テレビが映らなくなった翌日に、新しいテレビが届いたのです。なんとグッドタイミング。

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 中古でも、もっと小さいのでもいいので、何かないかなと思っていたのですが、なんといただいたのは前と同じ40型。新品の東芝レグザ。
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 液晶画面の外枠とテレビの厚みが、以前の機種とは比べものにならないほど薄くなっているのに感動。以前の40型はでかいと思っていたのですが、同じ型なのにずいぶん小さく見えます。


 震災後自分なりにいろいろと人を助けてきましたが、こうやってちょうど良いタイミングで助けられることも多くあります。人とのつながりに感謝。


ステンドグラスに魅せられる

 南阿蘇村のステンドグラス雑貨「Lapsi(ラプシ)」に再び立ち寄りました。過去記事はこちら

 熊本地震のあといつの間にかお店のホームページも見られなくなっていたので、お元気にしておられるのか気になっていました。もしかしたら被災なさって、嫌になって福岡にお帰りになったんじゃないだろうかなんて想像して(笑)。

 そうしたら、思い過ごしでした。元気に営業中でした。一安心。

 
 このお店、何か気になる存在なんですよね。そして魅かれる作品が必ずあるのです。
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 お店自体に地震の直接的な影響はあまりなかったとのこと。ステンドグラスといえばガラス製。被害が少なくて良かったです。

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 でも地震のあと、各地で道路が寸断されて、旅行者が激減し、どちらかといえばそちらが大変だとのこと。

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 ここに載せている作品はすべて私の個人的な好みにぴったりのもの。見る角度により、ガラスを通して目に届く光が変化するのが非常に美しいと思います。


 制作途中のものも見せていただきました。
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 木枠の中に、砂を半分ほど敷き詰めて、上から樹脂を流し込む。固まったら、裏返しにして、木枠の中の砂があった部分にまた樹脂を流し込む。なるほど。






 なお、我が家では、ステンドグラスのコースターに鎖をつけて、窓飾りにしています。
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 同じ形のようで、実はまったく同じものがありません。ガラスの風合いがそれぞれ異なるので、ある意味一点ものです。気になった作品は、次回行った時にはなくなってしまうかもしれないので、予算さえ合えば購入したいものです。この自分好みの作品との出会いがまたおもしろい。
 二番目に紹介した作品は、一番外側のガラスの質感、光の透過具合が何ともいえずステキ。きっと次回行ったときはなくなっているでしょうね。
 なお、手の込んだ作業工程が必要だろうと思いますが、価格はいたって良心的。





Lapsi (ラプシ)
熊本県 阿蘇郡南阿蘇村河陰59−5
https://www.facebook.com/ステンドグラス雑貨-Lapsi-1205820499431088/

がまだせ!熊本 


 当ブログの過去記事(2016/5/14付)で、個人的意見として、「がまだせ熊本」への違和感について書きました。


 ここ何日も読む暇もなくたまった熊日新聞を一気に読んでいたら、ついに世間でも言い始めたんですね。

   「がまだせ熊本」に対する違和感

 ことの起こりは6月28日付の「ハイこちら編集局」への読者の意見「『がまだせ』に違和感」のようです。


 その後「読者の広場」への安藤黒竜(益城町 81歳)さんの投書。確かこの方は肥後狂句の世界で有名な方だろうと思います。

「がまだす」というのは、「働く」や「精を出す」ことで、「がまだしもん」は、「とりわけ働く人」だと覚えて今日まで使い続けてきた。何もせずにぶらぶらしている人か、さぼってばかりいる人に言うのなら「がまだせ」も分かるが、ふつう、働いている人に対して「がまだせ」というはずがない。まして被災地や被災者に対して「がまだせ」などとは、もっての外。無礼千万な話である。
 最近は何が引き金かは分からないが、物珍しさもあるのだろうか、急に、なんでもない方言がやたらに使われ出すことがある。そのこと自体は構わないのだが、誤った使われ方が一人歩きするようになるのは、困ったものである。

2016/7/4 熊日新聞 「読者の広場」より引用



 ついに、年配者が「がまだす」と言う熊本弁の誤用について意見を言い始めたか。

 その後、その熊日新聞も、やっと後追いするかのように似た記事を出す。


 最近気になる誤用が「がまだせ」です。仏教用語で不動明王が起こった時の「降魔(がま・こうま)」の相を出すまで精を出す、が語源とか。「働く、精を出す」という意味で本来「頑張れ」の意味はないのですが、県人まで「がまだせ熊本」の看板を作っているのは困ったものです。
 働いている人に「がまださんかー」と言おうものなら「なんてやー」とけんかになること請け合いです。他人にこの言葉を使うなら「まちっとがまださにゃん、若っかつだけん」がせいぜいです。逆に「あん人はがまだしもん」と言われたら、最高の褒め言葉です。
 「がまだせ熊本」は「働かんか(働きなさい)熊本」。県民には大変失礼なスローガンです。「がまだすバイ」ならヨカとに。

2016/7/5 熊日新聞 夕刊ひろば「熊本弁コージ苑」より引用




 分かっているなら、もうちょっと早く言ったら良かったのに、とも思います。しかも、私の知る限りでは、発行部数の少ない夕刊でしかこの件に触れていません。もういたる所でこの誤用、広まっています。高校生たちさえこの言葉を使った企画をしたとかなんとかテレビで見たことがあるので、これからは がまだす=がんばる(これは誤用です)、として県人に定着していくでしょう。

 ただ、復興を願う善意の気持ちから出た誤用。当初は指摘しにくかったでしょう。それも分かります。3か月近く経ってようやく言えたともとれるかもしれません。



ホテルグリーンピア南阿蘇の超お得プランがさらにお得になる

 もう一週間以上前になるでしょうか、南阿蘇村の「ホテルグリーンピア南阿蘇」に行ってきました。グリーンロード南阿蘇(ケニーロード)を通って、スムーズに到着できました。この道路からも、眼下に広がる南阿蘇の絶景を楽しめます。

 今回はお得なプランのダイレクトメール(DM)が来ていたため、母親とそのお友達を連れての一泊旅行です。

 前日はあいにくの雨でしたが、翌日は目に優しい絶景を見ることができました。(クリックで少し拡大するはず)
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 今までこのホテルは何度か泊まっていますが、いずれも真冬。こんなに緑が豊かな時期に泊まるのは初めて。


 しかも、結構お客さんがいたのに、部屋をグレードアップしてくださいました。二部屋分の広さのある和洋室に、二人ずつに分かれて宿泊。この部屋に泊まるのは初めてで、その広さに感激しました。
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 お楽しみの夕食メニューはこれ。メインが二品もあります。
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 イセエビのウニ焼きを誰もが絶賛。
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 小食の年配者たちが食べきれないことに期待していたのですが、まったくの期待外れ。全部食べてしまいました。特に母のお友達は、地震によるストレスで食欲不振や体調不良などを訴えておられたのですが、ここに来て快活になり、おかわりしてビールを飲む(笑)。


 これでいくらだと思います? 税込1万円でした(入湯税別)。7月15日までのDM限定コース。同じ様なコースを、旅行会社サイトでクーポンが手に入る「九州ふっこう割」でとった場合と比較してみたんですが、九州ふっこう割りの負けでした。


 たらふく食べた翌朝は、坂道ランニングと朝風呂。朝の運動は気持ちがいい!
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 ただのいなかじゃーなかよ。 あそのみなみのみなみあそ 南阿蘇村。
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 もちろん熊本地震の爪痕が残っています。阿蘇大橋を崩落させた立野の大規模土砂崩れ跡が見えますし、昨年私が輪地切りをした夜峰山でも大きな斜面崩落が起きています。
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 でも阿蘇の宿泊自体は危険ではありません。地元の方々は復興めざし一生懸命努力しています。ぜひ阿蘇に泊まりに行きましょう

緑と青の画家

 「東山魁夷: 自然と人、そして町」(Kaii Higashiyama: Nature, Men and Towns) に仕事が忙しくなる前の海の日に行ってきました。

 ここの展覧会、かつては車で行っていました。しかし渋滞に懲りて以来、途中の拠点まで車で、あとは西鉄を使って行くようになりました。おかげで駐車場のストレスから解放され、自分の好きな時間に自由に行け、これが結構楽ちん。駅から博物館まで歩くことになりましたが、脚を使うことに苦はないし、天満宮の参道は四季折々で違う景色を見られて毎回発見があります。九博手前の急坂は長大なエスカレーターや動く歩道があるので無問題。かえって博物館に入るまでの演出みたいなもので、ワクワク感を高めます。


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 ※ 以下の展示会の画像は九州国立博物館から提供していただいたものです。


 この超有名な画家のことを詳しく知っているわけではありませんが、実際に絵を見て一言でいうと、緑と青の画家、陰影の画家という感じでした。


 この画家との最初の出会いは中学国語の教科書。光村図書の教科書クロニクルというページで調べると、「風景との出会い」という彼の書いた文章が載せられていた時期があったようです。丸山公園の云々という文章だったように思います。



 画家になった転機が、戦時中、熊本城天守閣から見た景色だったということは初めて知りました。


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 今回一番見たかった「行く秋」(会期前半のみ展示)が見えます。緑や青が多い中、色調が珍しい絵。
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 事前に写真で見たときはとても魅かれたのですが、実物は失礼ながらちょっと期待はずれに思ってしまいました。近づいてみると何かぼやけたようでいまいち、画面に金箔が散りばめてありました。ほかの絵より遠目で見て美しく見える絵なのでしょうか。


 「夕静寂」。画面いっぱいの青。右上にわずかにやっと空が見えるので、奥深い山だとわかります。真ん中に滝がありますが、それ以外は青の濃淡で木々や山の奥深さを描いています。
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 この描き分けは根気のいるものではないでしょうか。感心してしまいました。


 そんな中で圧巻だったのは、「唐招提寺唐招提寺御影堂障壁画 濤声(とうせい)」。
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 右から大波が来ます。それは途中岩にぶつかり、左で岸に打ち寄せます。


 同じような青に陰影をつけ、波が本当に打ち寄せている迫力が観る者を圧倒します。
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 同じく目が釘付けになったのが、「唐招提寺唐招提寺御影堂障壁画 山雲」。
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 木の輪郭と雲のぼかし方が本物そのもの。よくわかりませんが、高度な技術・画力が必要なことだけは確か。ホトトギスが一羽、生きていて動いているものはこれだけ。何かを投影しているんでしょうかね。

 これらの障壁画は一見の価値あり、感動ものです。




 個人的にものすごく引きつけられた絵は「年暮る」(どのような絵か観たい方は、画像検索してください)。

 雪の積もった家々の屋根。寒さの中で身を寄せ合っているかのよう。牡丹雪が画面いっぱいに降っています。ある家の窓からは灯りが漏れています。静まりかえった中にも、人々の息遣いが感じられるようです。

 この絵に前に来たとき、その場を立ち去りがたく感じました。


 今回の企画も非常に興味深いものでした。


もったいない

 私がひとり九博に「東山魁夷」展を見に行っていた間に、家族は福岡県の船小屋温泉郷に。

 そこで見つけたコガ・コーラ。(コカ・コーラではありません)
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 天然炭酸水鉱泉が湧き出すところ。コガ・コーラとは、古賀飲料工業所が製造販売していた幻の炭酸飲料水。それを地元の商工会が50年ぶりに復活させたご当地ドリンクらしいです。鉱泉ももちろん加えてあります。。

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 味はいたって普通のコーラだったよう。私のために一本持って帰ってくれましたが、もったいなくてまだ飲んでいません。




 もったいないといえば、・・・・海の日の翌日・火曜日から日曜日の朝まで、友人夫婦が我が家に泊まっていました。そして日曜日の晩には、別の友人が入れ替わるようにして宿泊。どちらももちろん酒宴になりましたが、後の客は我が家の冷蔵庫に眠っていた日本酒を見て、狂喜乱舞。製造年は2013年。独りで飲むのがもったいなくて、その価値もわからずずっと冷蔵庫で忘れられていたお酒のようです。

 その名は獺祭(だっさい)
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 なかなか手に入りにくい銘酒らしいのです。そんなすごいものとは知りませんでした。たぶん山口県に講演会に行った際にお礼としていただいたもの。

 変質もしておらず、こちらはおいしくいただきました。