あゝ幸せ、◯◯◯◯のフライとジェノベーゼ

 また食べ物の記事です。やはり食べることが好きです。だから痩せられない。マラソンのためには体重が60台になるのがいいのですが、今まで何度かトライしましたが成し遂げられず。


 今回は我が家から歩いて五分のところにあるイタリア料理店。お店ができてすぐからのお気に入り。


 最近家族で行って、その味に感動したのがこのフライ。何のフライでしょう。
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 実はシイタケ。シェフが言うには、普通の油で揚げているとのこと。

 パン粉が細挽き。酸味の効いたタルタルソースがシイタケのうまみと合ってるのか。

 実は家族全員年配者も含めてこのシイタケを大絶賛。あまりに美味しかったので、後日私は一人で再訪してしまいました。



 メインのスパゲッティ。ジェノベーゼは大好きなソースの一つ。小海老がプリップリ。
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 出来立てだと分かるでしょ。湯気が写ってます。


 自分で作れたらいいと思いますが、作れなくて幸せなのかも。


① ケッカ
② 前菜3種とグリーンサラダ or その日のスープ
③ スパゲッティ(3、4種より選択) or ピッツァ
④ デザート(約6、7種より選択)+ ドリンク

 このランチで1,000円ポッキリ。イタリア・アオスタで修行したシェフの料理の味はもちろんのこと、コスパも最高。




ピノッキオ(PINOCCHIO)
096-358-3332
月曜定休

京都 竹林の道と天龍寺

 結婚式出席のため、京都に行っていました。結婚式で遠出することなんて滅多にないのですが、今回は特別。だってきっかけを作ってしまったから。小さいながらも、皆に祝福される雰囲気の、とっても温かい式でした。


 嵐電(らんでん)を使って嵐山へ。嵐電は熊本市電とどこか似ており、風情のある街並みを小型のかわいい電車が走ります。
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 嵐電には熊本地震への義援金寄付の付いたフリーきっぷがあるようで、実際くまモン嵐電も走っていました。ありがたいですね。


 嵐山で目指すは竹林。

 「竹林の散策路」という場所にて。竹林の中に一方通行の周回散策路が整備されています。
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 野宮神社の前を通過して、山陰本線踏切を渡った右にあります。踏切には安全のため係員が二人も配置されていました。

 ここでろう者のグループと遭遇。話が盛り上がって意気投合。
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 彼らは客を案内して、まず朝早く清水寺に、次にここに来たということでした。

 地元の彼らがここに客を連れて来るということは、私たちがここに来たのは良い選択だったということ。しかし私たちはこのとき、竹林ってものすごく綺麗で心落ち着くけど、これくらいの規模のものか、と思っていたのも事実。

 これで竹林を見た気になってこの場をあとにしていたとしたら、私たちは徒然草の「仁和寺の法師」と同じ失敗をすることになったでしょう。本命の「竹林の道」を見ずして、「竹林」に行ってきたよ、と言っていたかもしれません。

 私たちが本当に行きたかった本命は、手前の野宮神社から折れて奥に入った、ほど近いところにありました。人が多くて案内板を見落としていました。
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 事前に聞いてはいましたが人、人、人。しかも外国人が多いです。道が人で混雑していて、純粋に竹林だけの写真を撮るのは不可能でした。天上から差す光が優しくて、さすがに美しい。



 竹林を散策した後、天龍寺に北口より入りました。入り口にはすでに「盛りすぎ」との表示が。

 確かに一部を除いてもうほとんど終わっていましたね。
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 天龍寺を訪れるのは実は三度目。最初に訪れたのは、高校の修学旅行の自由行動ででした。
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 高校生が自由行動でよくぞ大人好みの天龍寺に行くことにしたものだと今となっては思います。結果的にその時以来、京都といえば嵐山、天龍寺の庭園と私の心に刻まれたのでした。紅葉が盛りの時、あるいは枝垂れ桜が満開の時に再度行ってみたいものです。

 この後、ある目的をもって、嵐電・北野線に乗って、北野白梅町へ向かいました。まだお昼です。

京都 心揺さぶられる滝の美

 北野白梅町で嵐電を降り、すぐさま路線バスに乗りました。バスはすし詰め。乗ったはいいが、料金を払うために前ドアまで行けない外国人は、とうとう後ろのドアから降りてしまいました。タダ乗りやん。バスの運転手もこの状態だと何も言えません。すし詰めは金閣寺前までのこと。私たちはもっと先まで行きます。そして「大徳寺前」で下車。

 この旅行の直前まで「大徳寺」なるものを知りませんでした。実際に来てみて、大徳寺とは広大な敷地を持ち、その中になんとか院という名前のたくさんのお寺が集まっている集合体だと理解しました。歴史上の有名人の墓所も多くあるようです。予習不足ですね。

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≪門前の民家の玄関に掛けられた暖簾。なかなかお洒落≫



 そして向かったのが「聚光院」(じゅこういん)
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 「創建450年記念特別公開」が今年の3月から来年の3月まで1年間限定で行われているのです。

 何の特別公開?

● 博物館から里帰りした襖絵を、実際に部屋に組み込んだ形で見られるというもの。それは国宝「花鳥図」(狩野永徳 筆)などの作品。

● それともう一つ、初公開の襖絵「滝」(千住博 筆)


 ただ、これを見るには予約優先です。しかし、この展示自体の存在を私が知ったのが、京都行きの前日だったので、予約なんてとっくに締め切られていました。あとは当日行って空きがあるならば、その場で予約して、いわば飛び込みのようにして鑑賞できます。しかも入られたとしても2,000円「も」必要。

 そんなハードルが高い特別公開を見ることを勧めてくれたのは、かかりつけ医でした。実は私は京都に行く前に体調を崩し、結婚式があるので何とかして欲しい、とそのクリニックに駆け込んだのです。その際、京都に行くなら、今しか見られないこれをぜひ見たらいい、と強く勧められました。ちょうど患者が途切れた時間帯だったため、博物館美術館好きの医師は、タブレットで「滝」の写真を私に見せてくれたり、院内に飾られている絵のところに私を連れて行って解説したりしてくれました(笑)。その医師のそれまで知らなかった意外な一面を見ました。




【飛び込み予約】
 果たして受付に行くと、受付スタッフは予約用紙をめくりながら、今日は3時40分からなら可能ですとおっしゃいました。見られる見られないはすべて彼女にかかっています。しかし、1名のみと付け加えられました。そう最後の一枠だったのです。

 「一名しか入れないだって・・・。ごめん!。俺に行かせて!」

 ここに行くのはもとは私から言い出したこと。快く妻は譲ってくれました。ここから先は別行動。妻は自分がもっと関心のある祇園へ行くことになりました。


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 さて、入場まであと2時間もあります。私たちはお昼を食べていなかったので、門前のお店で妻と共に遅いランチ。その後門前のお店をしばし一緒にぶらぶら。雪虫が飛んでいる!とは妻。これが雪虫か、もう雪の降る時期が近づいているのでしょうか。そうこうするうちに曇った空からついに涙が落ちてきました



【いざ鑑賞】
 3時30分に聚光院の受付に行くと、雨は本格的に降り始めました。予約者がどんどん集まってきます。一方、予約なしでやってきた人は断られています。断られた人を何人見たことか。

 2,000円支払い、パンフレットと黄色い札をもらいました。「百積庭」が見える建物に入った時から、撮影禁止。ここで靴を脱ぎます。庭に入ることも禁止されています。その表示もありますが、ここで初めて関守石の実物を見ました。関守石については、中学生用教材で読んで知っていましたが、実物を見るのは初めて。文字通り通せんぼするのではなく、この石から先は立ち入るべからずと無言で示すもの。いかにも日本的なものであり、個人的には自宅にでも置いておきたいもの。風流を解する人にしか気づいてもらえませんが。

 靴を脱いで上がった建物で荷物をすべて預けます。解説をメモするためのペンなども持ち込み不可でした。国宝に万一のことがあったらいけないからでしょう。

 これから40分ほどの見学です。荷物預けの場所にトイレがあるので、済ましておくことをお勧めします。ガイドが一人、グループの最後について来て見終わった部屋の扉を閉める人が一人付きます。



【国宝が眼の前に】
 まずは百積庭に面した縁側に、庭に向かって皆一列に腰かけます。庭園の垣根を超えたところに、千利休の墓所があるようですが、そこを見ることはできません。庭についての解説を聞きます。

 次に手前から各部屋の襖絵を見ていきます。その絵についての説明を非常に興味深く思いました。

 照明の限られた部屋の中の「国宝」は、雨の降る薄暗い空と同じように薄暗くくすんでいました。晴れた日に来たなら、見え方がずいぶん違っていたかもしれません。しかし、その配置の妙は非常に興味をそそられるものでした。最初に見た「瀟湘八景図」では、その左奥に山が描かれていました。その左隣の部屋にある「花鳥図」では、右奥(前の部屋の山のあった位置)から雪解け水が流れ込み、さらには中央の「蓮池藻魚図」にも流れているのです。その連続性と四季が描き分けられていることにうならされました。さらに襖絵を本来あるべき位置にはめ込んだ時に、セキレイ同士が空間を隔てて視線を合わせる様は、博物館の平面展示では決してわからないものでした。

 国宝襖絵46面を見た後は、ふたつの重要文化財の茶室を実際に見ながらの解説を聞きます。茶室横の縁側(廊下)は、建物側の半分が重文、庭側のもう半分がそうでないとの説明も面白かったです。板目の重文とそうでない部分をまたいで歩くことができます(笑)。

 そして最後に、そう最後に、私が一番楽しみにしていた千住博の大作「滝」を見ることができます。




【ついに滝が出現】
 目の前に広がった鮮烈な青の背景の中で落下する白い滝は、本物の滝のようであり、聚光院の静寂の中で、その水音が響きわたるかのようでした。ネット上で見られる画像より、青はもっとヴィヴィッドな青。これにはいたく心を動かされました。食い入るように滝を鑑賞します。他の拝観者が部屋を出はじめた後もできるだけその場に居たいと思うほどであり、実際に可能な限りそうしてしまいました。名残惜しくその場を後にしました。




【結論】
 2,000円、高いと見る向きもあるでしょう。私も最初はそう思いました。でも今は十分その価値はあると断言できます。ここに千住博画伯筆の滝の画像をあげられないのは残念ですが、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。実物は思わず驚嘆の声が出るほど出来栄えです。感動間違いなし。近くに住んでいれば、一連の作品をもう一度2,000円払ってでも見たい・・・。今回の京都観光で最高の思い出になりました。




大徳寺 聚光院
創建450年記念特別公開
2016年3月1日~2017年3月26日


★千住博 筆「滝」のきれいで大きな画像を見ることのできるサイト
 INTOJAPAN

★動画も見ることができるJRのサイト。
 「そうだ 京都は、今だ。」

★拝観予約サイト
 京都春秋 ※終了しました

※ 予約について、次の方法があります。
◯上記サイトでのインターネット予約。拝観希望日の5日前締切。
◯拝観希望日の朝早くに現地受付に出向く。朝のうちに当日分の予約は埋まってしまうことが多いそうです。
◯希望日の前日に現地受付に出向き、翌日分の予約を取る。
◯当日受付でキャンセルが出るのを辛抱強く待つw。


太郎丸嶽 ⇒ 次郎丸嶽 ⇒ 鋸嶽 ⇒ 白嶽 ⇨ 蕗嶽

 平日に上天草市の太郎丸嶽・次郎丸嶽に登ってきました。

 今回のルートはこの赤い線の部分(合成してます)。GPSウォッチ・エプソンのSF-850で計測。
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 今泉集落の無料の登山用駐車場に止めてGPSを設定していざスタート。上のルートのスタート直後とゴール直前は同じ道を歩いているのにかなりずれが出てます。スタート直後の方が動作が不安定だったか。私は運動靴と登山靴を両方持って行きましたが、相棒は運動靴にし、私は迷った末に登山靴にしました。岩が多いらしく、マラソンを控えたこの時期に足首を捻りたくないのです。ただ靴下がトレイルラン用の薄めのもの(マラソン用より若干厚いけれど)。ここが登山素人、考えが甘かったですね。

 しばらく民家の並ぶ舗装道路を歩いていきます。

 イノシシから畑を守る電気柵があちこちにあります。今は太陽電池で動作するものなんですね。感心しました。
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 さていよいよ山の中へ。


 杖が少しだけ入っていました。借りようかと思いましたが、帰りにここを通るかどうかわからないのでパス。
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 「長寿の湧水」。飲用水になるものはここが最初で最後でした。私は1L飲み水を持って行ったのですが、結局足りませんでした。これも誤算でした。ここで汲めるようにしておけば良かったかも。
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 「遠見平」。ご覧のように遠見なんてできませんねえ。
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 太郎丸嶽と次郎丸嶽の分岐点に来ました。まずは右・太郎丸嶽に進みます。
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 シダ植物が道を隠さんばかりに生い茂っています。お正月によく見るウラジロでしょうか。登山道は岩がごつごつしています。太郎丸嶽の手前に一岩山ありますので、間違えないように。でもあっという間に目指す山頂に到着。



【太郎丸嶽制覇】
 標高281mです。海抜0あたりの平地から登ってきました。

 眼下に見えるのが先ほど通ってきた今泉集落。
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 山頂は大岩です。背景奥が次に目指す兄弟岳の「次郎丸嶽」(397m)。手前に一山ありますね。
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 先ほど見た分岐点まで戻ります。




【次郎丸嶽へ】
 いやはや、ここは急峻です。山頂は断崖を下から見上げる感じで、登れるんだろうかと思うほど。実際登山道は岩がごろごろしており、四肢を使って登るアスレチック気分。急なところにはロープもあるので、危険な気はしません。さすが太郎丸嶽より100mは高いだけあります。それでも397mなんですが。

 頂上直前に巨大な一枚岩が出現。ロープが何本も垂らしてあります。先を行く相棒が小さく見えます。
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 大岩をロープを使って登りきったところ。まあ、ロープが必要なのは最初の数メートルでしょうか。あとはロープ無しでも登れます。
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 ついに登頂。大岩の上で。
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 立っている大岩の先はというと・・・断崖絶壁です。
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 下をのぞき込むと・・・。万一落ちたら帰還叶いそうにありません。
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 頂上からは360度絶景が見られます。
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 あとで気づいたのですが、この岩が「亀次郎岩」(ライオン岩)と呼ばれる岩らしいです。亀ですよ亀。確かに甲羅から首を出してる感じか。でもライオンもふさわしいかも。
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 先端まで行けるとか。知っていたら行ったでしょうに。事前の予習不足でした。


【鋸嶽(のこだけ)へ】
 まだ正午にもなっていません。もう終わりかと思っていると、相棒によると次は「観海アルプス」に向かうとのこと。今回の行程を決めるのには私は関与していません。この時点でほかの山にも登ると初めて知りました。相棒の計画のまま。登った道とは違った道で「観海アルプス」に向かいます。それにしても面白い名前を付けたもんだ。

  「小鳥峠」への道を下山。何ともかわいらしい峠の名前ではありませんか。

 でもかなり腹が減りました。おまけに靴の中でじわじわ足が痛くなっています。水も節約しながら飲んでいるし、非常に疲れました。冬ですが汗もかなりかいています。小鳥峠までの道は非常に長く感じました。もう帰ってもいいけどな。

 こうなると写真も撮りたくなくなります。よってしばらく写真は無し。

 やっと舗装道路に出ました。心の中では帰ろうという気持ちが強まります。でも相棒は次の山へ行くと。仕方ない。重い足取りで舗装道路からまた山道へ。

 足が上がりません。でも息は上がります。足にはマメでもできそうです。
 ついに斜面の途中で昼食をとることになりました。見晴らしの良い所で食べたかったのですが仕方ありません。体が動かないのですから。12時半くらいだったでしょうか。水の懸念を相棒に話すと、相棒は2L持ってきていると。そのうちの500mLを分けてもらえることになりました。これで節約して飲まなくて済みます。
 ついでに、着替えのために持ってきていた普通の靴下を重ね履きすることに。これで足の痛みが随分減りました。やはり分厚い靴下が必要です。

 山の斜面で食事をして良かったと思います。この後の鋸嶽への登山道は、ほんとにここは正規の登山道?獣道じゃない?というほどの、はいつくばって登るような斜面でした。岩場ではなく土の斜面で、ジグザグに上るというより、真っ直ぐ上に登る感じ。栄養補給をしてなかったら、途中で立ち往生していたかもしれません。
 ここがその登山道を登り切ったところ。赤いテープが木についているだけで、案内板もなく、知らない人はここから小鳥峠の方に戻ることはできなさそうな道でした。恐るべし。
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 しかも登り切った先の道は、きちんと整備されたきれいな道。今までの道とは全然違う人の手が入った道。「観海アルプス」の道は歩きやすい道でした。

 「鋸嶽」(347m)制覇。山頂はそれらしくありません。ちょっと歩いたところに展望台があるのですが、そちらがどちらかというと山頂っぽい。
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 【四峰目の白嶽へ】
 鋸嶽から下りると、そこは湿地帯がある場所。興味が出て「不動の滝」へ寄り道。
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 この滝下の流れの中には、スリムな体型の魚が泳いでいました。今の時期は餌も少なかろうと、パン屑などを投げ入れると、大小の魚が先を争って餌に群がります。しばし癒されるぅ。でも、相棒は先を急がせるぅ。

 ほんとよく整備された歩きやすい道でした。でも、この頃足の指先が痛いと言い始める相棒。一方見違えるほど元気になった私。

 ついに「白嶽」(347m)山頂へ。
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 ここも山頂から真下へ落ちる急峻な山頂です。
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 「観海アルプス」、確かに。海が見える絶景の場所でしょう。かすんでいなかったらもっと美しかったんでしょうね。
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【観海アルプスを歩く】
 北へ向かって登山道を歩きます。なるほど右手東側に海がしばしば見えます。しかも山が連なっています。先ほど登った白嶽の山頂は絶壁ですね。
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 途中、十字路に出ました。蕗嶽(つわたけ)を示す標識がどこにもありません。どちらに行くか迷っていると、山の中で仕事をしておられる方がちょうど私たちの方へ近づいて来られます。道を尋ねると、蕗嶽への道を教えてくださり、しかもあとで改めて感心したのですが、教えてくださった詳細な情報がすべてその通りでした。蕗嶽にはその予定だと今日は行けないでしょうね。途中下の集落に下る早道があり4時ごろに着きますよ、などなど。

 途中季節外れの花が。
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 本日の五峰目「蕗嶽」(320m)は分岐点からさほど遠くありませんし、実際目に見えていますが、その後の仕事の予定があるのと足が痛いのもあって今回は断念。ここに来るまでの登りの数が、先ほど教えてもらった数と一致。
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 このころ、登山靴で来るべきだったと愚痴る相棒。確かにアップダウンの激しい10キロほど山道を歩いていますからね。

 そして急峻な下り坂。
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 これまた教えてもらった通り、車を置いている今泉集落へつながる早道が出現。新しめのブルーの看板がありました。
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 この道、鉄塔の下を通る道。たぶん鉄塔の管理に使っている道ではないかと思われます。

 茂った木々の中を抜けて、ついにふもとの集落へ。
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 駐車場に戻ったのは確かに4時頃。すべてあの方のおっしゃったとおりでした。



【まとめ】
 活動量計付きGPSウォッチで、総走行距離12キロ。山道でこの数字ですから、結構ハードでした。約2万5,000歩。総消費カロリーは3,500kcal超。マラソンを走って5万歩越え、4,000cal前後なので、この数字が正しければ結構エネルギーを使ったことになります。
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 上図の各山の標高数値はかなり正確だと思います。

 靴下の重ね履きのおかげで、足は随分ダメージをとどめられました。太郎丸嶽・次郎丸嶽なら運動靴でもいいでしょうが、今日の行程を歩くには、登山靴が必要だでしょう。冬場でも水は最低1.5Lほどは持って行きましょう。自分が持ってきた1Lの水では足りませんでした。相棒からもらった水でずいぶん体力が回復しました。

 太郎丸嶽・次郎丸嶽は眺望の良さと岩場のスリルがありました。特に次郎丸嶽は低い山ながら、九州百名山の一つに数えられています。確かにそれに値すると思いました。また改めて登りたいものです。観海アルプスは、文字通り海を見ながら縦走できます。こちらは道が歩きやすいように整備されています。

 筋肉痛がその後二日間ほど続きました。

「充電させてもらえませんか?」

 テレビ東京制作の番組に、「充電させてもらえませんか?」という番組があるようです。残念ながら、熊本では放送されていません。でもこの放送局、「なんでも鑑定団」を作っている局といえば、熊本でも過日放送されているので、分かる方もいらっしゃるかもしれません。

 その「充電させてもらえませんか?」の12月16日放送分で、なんと熊本が取り上げられたようです。その内容がこれ。

出川哲朗が“電動スクーター”で行く人情すがり旅!!九州縦断!鹿児島・桜島から絶景の天草諸島を抜け熊本城を目指す爆走290キロ!2泊3日の旅



 天草諸島から熊本城を目指すロケの途中で、なんと私の友人の経営するレストランに、突然“出川”がアポなしで訪問したようです。「充電させてもらえませんか?」って。
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 店の名前は「AKASE海岸」海の見えるレストランです。

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 出川含むロケ隊30人。電動バイクを充電している2時間ほどの間に、オーナーが全員の食事を出すのはさすがに無理だったようで、十数人分を急いで調理したようです。滑舌が悪いと有名な出川との会話ではわざと、もう一度言ってもらえませんかと言ってボケをかましたとも。(しっかりそのシーンは番組で使われていました)。

 そして、近くの見所として、オーナーは長部田海床路(ながべたかいしょうろ)を紹介してました。それは海の中にある漁業用舗装道路で、干潮時に海面に現れます。その道路沿いに電柱が並んで立っており、満潮時は海の中へ電柱が続いている不思議な光景が見られます。
 ロケ隊はそこにも立ち寄り、実際に海床路を電動バイクで走って、先の方まで行っていました(普通は立入禁止)。いい雰囲気だから熊本城まで行かずにここでエンディングシーンを撮ろうとまで言っています。



 この番組、鑑定団のように熊本でも放送して欲しいと思います。でも、その予定はないんでしょうね。私は某動画サイトにアップされてるのを見ましたけど。





 このお店、私の母のお気に入りでもあります。そしてオーナーの利発で礼儀正しい娘が大好き。まさにその子は店の看板娘。私たちが食事をしていた間に、なんと3人の人が看板娘に会いに来て、贈物をしていくのを見ました。そのうちの一人はうちの母ですけど。



 うちらのお気に入りは、貝汁定食+ミックスフライ。頭まで食べられる大海老とカキフライ、クリームコロッケがついて、味もコスパも良し。特に貝汁は絶品。オーナーの奥様担当で、母が貝汁はここが一番と言います。
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 なお、この番組が放送された後、早速番組を見たという旅行者の方が食べにいらしたそうです。恐るべしTVの力。