20キロ走のつもりが

 昨日で仕事納め。本日大晦日は30km走をするつもりだったのですが、スタートが遅れに遅れなんと夕方4時になり、熊本港往復の20km走になってしまいました。

 熊本港までの道は、途中までが熊本城マラソンコースと重なります。その折り返し地点近くの歩道の一部が大きく陥没しています。熊本地震の影響がこんなところにも残っているんですね。液状化でしょうか。
PC310294.jpg


 熊本港すぐ手前、海の上に掛かる長大な橋の上で、ちょうど雲に沈む直前の夕日を撮影できました。太陽と干潟が織りなす景色が実に美しい。でも復路は暗い道を走らねばなりません。車はそこそこ通りますが、大晦日で特に人気の無い道を。
PC310301.jpg


 撮影し終わって歩道に戻ると、前方から大きなスーツケース二個を引っぱって歩いて来る男女に気づきました。その様子にとても違和感を感じ、この辺りの人ではないと思い、声をかけました。すると日本語が通じません。英語に切り替えると、Koreaとの返事。片言の英語なら通じる模様。




なんで大きな荷物を持ってこんなとこ歩いているんですか? どこに行くんですか?

熊本駅近くのアパホテルに行きたいのですが、バスは2時間も待たなければならないので歩いています。

(冗談じゃない。今私が走ってきた道より遥かに遠い)とても遠いです。そういえば20分ほど前に、私はバスとすれ違いました。

このバスターミナルまで歩くつもりです。(と、見せてくれたスマホには、近くのバス営業所の場所が出ています。)

(確かにそこはここから一番近いとはいえ、荷物を引いて歩く距離でありません。) そこも遠いです。しかもこの先は田んぼが多く、人家も少ないです。

タクシーを使えば?

Expensive!





 大晦日の夕方、このまま彼らを不慣れな土地で放っておけなくて、結局私は自宅にいる妻に電話。妻が快く迎えにきてくれることになりました




私の妻が車で迎えに来ます。その間、私は薄着で寒いので、港まで走って折り返してくるので、あなたたちはこの道沿いに歩いていてください。私は後で追いつきます。





 私が彼らに追いつくと、もう戻って来たのかという反応。そして間もなく、妻の運転する車が前方からやって来ました。路肩に停めて、彼らの大きな荷物をトランクに入れ、彼らを乗せます。そしてバスターミナルではなく、熊本駅近くというアパホテル(ナビで見ると、実際は中心部のバスセンターに近い所でした)まで送っていくことにしました。


 きっと彼らも不安だったでしょう。日没後だんだん暗くなるなか、ランナーではありますが見知らぬ人に声をかけられ、車に乗せてもらえてるとはいえ、道の分からない異国の地で、どこに連れて行かれるのだろうと思っても不思議ではありません。

 車の中では友好的に会話をしました。初めて自己紹介をし、彼らはソウルの近く、大きな空港のある仁川に住んでいると。今日雲仙の普賢岳に行って、明日は福岡に行くと(熊本は宿泊だけ?)。旅はどうでしたかと尋ねると、kind、という言葉がすぐに返ってきました。



 無事にアパホテルに到着しました。大喜びする二人。それぞれのカメラで記念撮影。
PC310304.jpg

 彼らからお礼にと韓国海苔をもらいました。こちらからは名刺サイズのカードを渡し、Have a nice trip!と言って別れました。
PC310306.jpg


 結局この日の走行距離は20kmではなく11km。まあいいか。

 


コメント

非公開コメント

No title

さすが!!

いいお話ですね

アパホテルはRKKのお隣りでしょ

この季節に知らない土地で不安だったでしょうね。自分に置き換えるとゾッとします

きっと、韓国のり以外にも良い事が
ありますよ!

Re: ともあき さん、

コメントありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

韓国のり以外にも良いことがあればいいですが、なんといっても自分自身が爽やかな気持ちになれたことで十分です。