2014第9回氷川町梨マラソン走行記 -その2-

 第9回氷川町梨マラソン、10時スタート。前方にいたので、そんなに時間もかからずスタートラインをまたぎました。

 覚悟していたとはいえスタート直後から緩い登り坂です。最初にスピードを上げると後に響くというのが分かっているので、時計を見ながらキロ7分のペースを守ります。でも周りは速い速い。そんな私を尻目に、人がどんどん抜いていきます。男性ばかりでなく若い女性やおばちゃんに追い抜かれ、じーちゃんに追い抜かれ、ばーちゃんにこそ追い抜かれませんでしたが、みな結構速い。

 最初の給水地点。ここまであっという間に到着しました。冷水とカットされた梨が出ています。今回は梨を食べて楽しんで走ることが目標。すべての給水所を制覇する心意気です。
P9230706.jpg

 そして、“まだ”1キロ地点。この距離だと普通は汗が出ないんですが、もうじわじわと汗が出始めていました。平地でのランと比べても力が要るのが分かり、この先思いやられそうな予感がしています。(※実測値ですが、最初の1キロを、梨を食べた時間も含めて7分43秒かかっていました)
P9230707.jpg

 牛小屋の前を通過。
P9230710.jpg

 このあと、私たちが2キロを通過するかしないかの時に、10キロの先頭の方々が前方から走ってきてすれ違います(詳しくは前記事のマップ参照)。めちゃくちゃ速いです先頭の方々。こちら側を走っているランナーたちからは、えっ?もう帰って来てるの?速っ!という声が漏れています。

 起伏の激しい梨畑の中の道を走ります。蛇行している道のかなり前方の走者まで見える時があるので、気づいて写真を撮りたいと思っても、すでに登坂で疲れていて、まあいいやとなっています。道路上の人の影がはっきりしているのから分かるように、太陽が私たちをいじめるのです。台風も近づいていて、今日の予報は曇りだったはず?どうして?と思いました。おまけに無風で蒸し暑くて辛い。これで昨年と同じ30℃以上の気温なら、救急搬送もあるかも、と思いました。
P9230711.jpg
P9230712.jpg

 Bコース(5キロ)の人たちと合流する地点を過ぎ、少々ランナーの数が増えました。
P9230713.jpg

 水は欠かせません。でも給水所で観察していると、せっかくの梨マラソンなのに、梨を食べない方も大勢います。給水所によっては、そこを過ぎてから何十メートルも道路脇に紙コップが散乱しています。ゴミ捨てのカゴが間隔をあけて置いてあるというのに。最初は意味が分からなかったのですが、立ち止まる時間さえも惜しいのだ、と気づきました。どんな目的の人が参加しているのか興味がありましたが、記録勝負の方が多いということでもあるでしょうか。
 私は各給水所で梨を食べて楽しむ予定でした。それでも、走りながらそんなに食べられるものではありません。あとでは、梨を噛んで飲み込むのにもエネルギーを使う感じで、ちと苦しい。
P9230714.jpg

 往路も通った高速道路の下を復路も再び通ります。この下の日陰を通った時の爽やかさ。これだったらもっと走られると思いましたが、日なたと上り坂になると再び元気がなくなります。
P9230715.jpg

 この後、10キロコースだけに用意された、往復数キロもある道に入るために左折しました。この道のかなり奥の方で、ランナーたちが折り返して戻ってきますので、同じ10キロ参加者たちとすれ違います。そしてほとんどの顔がものすごく苦しそう。特に私と同年齢かそれ以上の男性たちの顔は、ものすごく歪んでいます。その表情を見ていると、この先に待っている困難が想像され、不安になります。帰りは自分も同じようになるのでしょう。周囲からも、この道はまだ続くの?折り返し地点はまだ?という声が起こっていました。(※もしかしたら上りだった私たちの顔がもっと歪んでいたかもしれません)

 そんな中、折り返し地点手前で、仮装集団とすれ違うことになりました。

 このフランクフルトさんは、手を振る余裕と笑顔がありました。いいじゃん。
P9230716.jpg

 バナナさんも余裕。いいね。
P9230717.jpg

 写し損ないました。「おにぎりマン」です。面識ありませんが、私がブログを見て参考にさせていただいている方。今日はイチゴじゃないんですね。今年の熊本城マラソンで、最後尾を熊本県某超有名キャラクターのリアルな着ぐるみで走ったOさん。いつか声をかけたいと思います
P9230719.jpg

 折り返し地点の後は、幾つかの上りはあるものの基本的に下るのみ。スピードを少しずつ上げます。

 でも給水所の梨は外せない。最後の給水所では、水には目もくれず、切った梨を何個も差してある紙コップに本能的に手を出して、それを食べながら走りました。でも実は、受け取ったあとちょっと走って後悔したんですよね。これまでに何切れか食べて苦しかったですし、何よりも走るのにかなり邪魔だったからです。でも食べ物を粗末にしてはいけないとの思いから、最終的にはすべていただきました。

 長い下り坂。こちらが追い抜くことはあれ、うしろから追い抜く人はもう誰もいませんでした。

 そして会場に入る最後の2つの急坂で数人を次々に追い抜き、ついにフィニッシュ。手には、梨がまだ残った紙コップを持ったままでした。




 タイムは1時間11分台。キロ7分ペースでした。あのアップダウンの激しいコースで、各給水所で立ち止まり、梨を頬張って走った体重70キロ台の私には、十分なタイムでしょう。それにしても、マップに載っていた給水所は確か4か所のはず。うち3つの給水所は道の両側に展開していたので、10キロで合計7回の機会があったことになります。(ここだけの話ですが、1カ所だけ梨を食べ損ない、全給水所の梨制覇はなりませんでした)

 会場をあとにする前に、梨を無料で食べられるところに出向き、薄切りですが10切れ以上食べました。朝とは違い、カット梨の入ったトレーの数が増え、梨むき人もさらに増員されていました。ひたすら皮をむき続ける方々、ほんとうにご苦労様です。走るのはとても苦しかったですが、また来年参加させていただきます。


その1へ戻る

 引換券でもらった昼食弁当。そこそこ豪華でした。
P9230722.jpg

 傷物ではない、大きくてきれいな新高(にいたか)梨が2個、箱の中に鎮座していました。
P9230723.jpg


 翌日、足腰に筋肉痛が見られました。平地での10キロではどうってことないのですが、アップダウンの激しいコースはやはりいつもより負担が大きかったようです。

 さて、明日以降、本命の当落決定通知が届きますね。どうなるでしょうか。

コメント

非公開コメント