国見岳登山

 熊本県の最高峰・国見岳(1739m)。ちょうど梅雨の晴れ間を利用して登山したため、緑の鮮やかさ、特にコケ植物のみずみずしく生き生きとしたグリーンにとても感動しました。

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             桂(カツラ)の巨木

 登山口はいくつかあるようですが、いつも利用するのは、車の入って行きにくい内大臣林道沿いの登山口。この林道は私が若かりしときオフロードバイクにまたがって宮崎県までかっ飛ばしていた懐かしい道。

 登り始めて30分ほどは、急こう配の杉林で、ここが一番辛いところです。ただそこを抜けると、ブナやヒメシャラなどの自然林が出現します。特にヒメシャラは幹が赤くすべすべした美木で、私のお気に入りの木です。自宅にも植えていますが、平地ではなかなか成長しません。
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 光合成をしないという種子植物ギンリョウソウ(銀竜草)の花。共生している菌類を通して間接的に有機物を吸収して成長し、花を咲かせます。横から見た姿が、竜の首のよう。
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 頂上までもう少しというところで鹿を発見。
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 シカに食べられるのか下草がほとんどありません。その中でも無傷で繁茂しているのがこの植物。ちょうど花をつける時期でした。なぜ残っているのかって?毒草だからです。バイケイソウ。
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 再びシカに遭遇。
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 そしてまたシカ。
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 ついに熊本の最高峰(1739m)に到着。GPSウォッチによると、出発地点から約4.5キロ、標高差750mほどを約3時間かけて登ってきました。山頂ではドウダンツツジが見頃でした。
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 昼食をとって下山。途中、登ってきた道から分かれ、別ルートを通ります。
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 この時期、緑がみずみずしく、特にコケ植物が輝いていました。心が爽やかになり、来てよかったとしみじみと思いました。

 一方、山にも異変が忍び寄っていると感じました。前回ここに登ったのは十年近く前。今回、大雨の影響か崩落した場所を何度も目にしましたし、枯れ木や倒木が多くなっていると感じました。世代交代もうまくいっているのでしょうか?倒木の太さに見合う、生きた巨木が登山道周辺にはあまり見当たらないと感じました。
 そして何よりもニホンジカの多さ。この記事の中にも鹿の画像が何枚も出てきますが、それは、それほど多くシカに出会ったという証しであり、逃げられて撮影できなかったときもあったことを考えると、相当数が生息しているのではないかと思われます。その影響が山の環境にもはっきりと現れているような気がします。


 最後に、今回の登山を計画し声をかけてくださった、林道ツーリングの師匠に感謝。また誘ってね!

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