2013野焼き支援ボランティア(3) -炎が“襲ってくる”体験と交流会-

 これ、一般にはなかなか見られない光景です。火口ではありません。熊本市方面から国道57号線を上っていくと、立野という場所で、前方山の中腹に白い煙がいつも出ている様子を遠くからでも見てとることができます。今日はそこを間近にみることのできる牧野の野焼きでした。南阿蘇村・長野牧野。先週火曜にも同じ牧野の野焼きボランティアに参加しましたが、そのときは牧野の上半分でした。今回は下半分。
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 さすが火の国熊本しかも阿蘇。この牧野には水蒸気がもうもうと出ている噴気孔があります。牧野組合の方の話によると、水蒸気は地面の弱い所を選ぶらしく、噴気孔自体が移動することがあるらしいです。このそばで「阿蘇の赤牛」を春から秋にかけて放牧しています。ほんとうに雄大です。

 ※今回は野焼き中の写真がほとんどありません。

 この場所の野焼きが圧巻でした。
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 私たちは斜面の高い方にいます。最初、この画像の手前(私たちがいる高い所)から、地元の方が火入れをしました。私たちを越えて後方に延焼しないため、私たち自身を火から守るためです。その後しばらくして今度は斜面の下方から火入れ。火は上昇気流と風を起こし、下方から私たちのいる上方へ向かって勢いを増して燃え広がってきます。そのスピードは人間が逃げることのできるスピードではありません。パチパチという激しい音と空気の渦巻く音がだんだん大きくなって、炎が近づいてきているのが分かります。炎は私たちのいる上方まで一挙に斜面を駆け上がり、私たちの眼の前二十メートルほど先で、人の背丈をはるかに超える高さまで燃え上がりました。2倍の高さどころか3倍、4倍それ以上だったかも。あっ、巻き込まれたら死ぬな、と思いました。もちろん私たちの眼の前の草はすでに焼き払われているので、それ以上火が近づいてくる心配は無し。でも火が“襲ってくる”とはどういうことなのか安全に体験できたのです。



 眼下でまだ燃えています。
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 今回作業は1時くらいまで。


 その後、長野牧野組合の皆さんのご親切で、交流会が開かれました。ご親切に感謝いたします。野焼き支援ボランティアでこのようなイベントに遭遇するのは初めてです。

 牧野組合長さんの話でも、とにかく安全に作業することの大切さを強調しておられました。
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 ここの牧野で育てた赤牛の焼肉でした。ビールを飲みたかった!残念!


 今回のボランティアの最年少は私ではなく37歳の男性の方でした。また紅一点(青服の多い中、服装の面でもそうでしたが)女性の方もお一人いらっしゃいました。


 明日日曜は、17の野焼きが阿蘇各地で行われる予定です。

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