春の目丸山

 目丸山に登ってきました。登山口まで車で行けて、しかも片道1時間30分で登頂できる手軽さ。
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  光合成をしないという種子植物ギンリョウソウ(銀竜草)の花。共生している菌類を通して間接的に有機物を吸収して成長し、花を咲かせます。(深度合成マクロ)
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 おもしろい植物を見つけるたびにこんな恰好をして撮るもんだからなかなか先に進めません。
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 残念ながらピンボケ。ヤブツバキの花がけっこう落ちていました。
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 私が大好きなヒメシャラの樹。(深度合成マクロ)
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 他の樹に食い込んでいるヒメシャラ。
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 フデリンドウ?。小さな可憐な花です。(深度合成マクロ)
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 枯死した樹を菌類が森に返します。サルノコシカケ類と思われますが、人頭大のキノコの表面に無数の水滴が出ており、太陽の光を反射してきれいでした。(深度合成マクロ)
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 山頂に近づくにつれ、今が見頃のカタクリの花を楽しめます。
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 登山道に赤く輝く小型の甲虫がいて、私のテンションは上がります。
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 上は普通のマクロ、下が深度合成マクロ。こういうときにTG-3は威力を発揮します。
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 メタリックなピンク色に目を見張ります。(深度合成マクロ)
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 名前が分からないのが悔しい。
※ その後某氏が名前を教えてくれました。オオセンチコガネらしいです。いわゆる糞転がし。ありがとうございました。

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 私たちが頂上手前でカタクリの花を撮影していると、登山のブログをやっている云々というおしゃべりの声が前方から聞こえてきます。あちらもカタクリの花を撮影しておられる様子。追い越しざまに挨拶をし、ついでにブログ名を尋ねようかと思ったら、何と見たことのあるお姿。つい一週間前、牧柵補修で相棒となった“歩夢"さんでした。熊本県内の、しかもこの山頂でたまたま再会するとは信じられませんでした。記念撮影(モザイク入れてます)。
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 ついに目丸山の頂上。登山の相方によると、今年はカタクリの花が少ないとのこと。
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 頂上で軽く食事をして、次は馬子岳を目指します。

 カタクリの花もだいぶ撮影したのですが、良いものがありませんでした。その中でましなものを。
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 馬子岳へ道はアップダウンが激しく、しかもより自然が残っている感じがしました。道に迷いやすいという評判でしたが、今は目印となるテープが短い間隔で樹に巻いてありました。

 これが見たかった二またに分かれたヒメシャラの大樹。
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 2度目の食事をとったあと、引き返すことに決定。というのも馬子岳まで登ると、私の仕事にはぎりぎり間に合うかもしれませんが、途中温泉に入ることができないからです。しかも、この前の日曜は私はハーフマラソン、その後インターバル走を真剣にやっており、足が筋肉痛の状態。ここは紅葉の時期に楽しみをとっておいて、引き返すことにしました。分岐点まで引き返すのにアップダウンの激しい道を戻らねばならず、やはり無理をしなくて良かったと思いました。



 帰り道、サルノコシカケ?に再会。まだ水滴は付いたまま。これは単なる水滴ではなく、樹液のようなもののようです。
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 他の樹と密着して寄り添うヒメシャラ。
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 ヤブツバキがあまりにもきれいでわき道にそれて見に行きました。するとその生命力のすごさに気づいてしまいました。
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 かつて一度幹が倒れています。それでも枝を上方に太く長く伸ばし、今の姿になっているのです。

 最後にギンリョウソウと再会。午前の光と午後の光の中で見る姿はまた異なります。
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 今のこの自然との出会いは厳密な意味では決して繰り返さないんですよね。今回もたくさん自然を撮影しましたが、日々植物も姿を変え、太陽の高度も時間と共に変わり、まったく同じ光線の中で撮影することはできないのです。そういう意味では一期一会ですね。



 GPSウォッチ計測で5時間30分弱、7キロ歩きました。標高も正確に計測できているので、たぶん実際に歩いた距離だろうと思われます。

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