心地よい敗北

 2年弱に一度、胃と腸の内視鏡検査を受けています。体が資本なので、定期検査は必須。

 検査に備えて、前々日から消化の良いものを食べ、前日は一日お粥か素うどんのみ。さらに前日夜には、前処置として、水に溶かした2Lの腸管洗浄剤スクリットを2時間かけて飲まなければなりません。これが辛いと言う人が多いのですが、私はそんなに思ったことはありません。ただ美味しいものではないので、少しでも飲みやすくするため今回はマンゴー味のフレーバーを加えて飲みました。

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 この袋を見て思ったのですが、どうして「137.155g」という中途半端な数字になっているんでしょうね。どなたか教えてください。


 検査当日朝は、医療機関で1Lのスクリットを飲みました。軽い軽い! そして強制的に出すものに粒が見えなくなったら合格。そうなるとお尻に穴の開いた紙パンツに着替えて、寝台に横たわります。

 寝台に乗った後の手順は次の通り。この手順の最後の最後に私が好きな瞬間がやってきます。

 ◎ 紙コップに入った胃の泡をとる薬(まず~い!)を飲み、左側を下にして横向きに寝ます。
 ◎ 右腕に血圧を測定するバンドを巻き、血圧測定。
 ◎ 左手の静脈に生食の点滴を打ち、針が抜けないようテーピングします。
 ◎ 左手の人差指に、血中酸素濃度を測定する器具を付けます。
 ◎ 右肩に胃腸の動きを止める注射を打ちます。これ、結構痛い。
 ◎ 噴射式の麻酔剤を大口を開けたのどに吹きかけます。すぐしびれだすのでつばが飲み込みにくくなります。
 ◎ 口にマウスピースをはめ、胃の内視鏡検査の準備が整います。

 そして最後に眠気を催す注射を、点滴の管を使って注射します。薬が静脈に入る時に、“血管が少し痛くなりますよ”と決まって言われます。確かに最初の頃は痛みを敏感に感じていたのですが、慣れてくるのか、今日はかすかに刺激を感じる程度。その際、絶対に起きていてやる!といつもいつも思うのですが、ものの数秒でものが左右に揺れるように見えて視線が定まらなくなり朦朧とし始める。少し効いてきた!と看護師さんに話すと、次の瞬間にいつのまにか意識がなくなって目が閉じてしまう。あとはよく分からない。

 個人的にはこの瞬間が好きです。変でしょ。ほんとに気持ちよく眠れるんだもん。心地よい敗北。

 そしていつの間にか胃と腸のW検査が終わって、次に気が付いた時には寝台の上で寝かされています。あ~あ今回もやはり負けた!




 

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