パラオ旅行記 with カワイイ・バアチャンたち -その4- スペシャルロックアイランドツアー午後編

※ スペシャルロックアイランドツアー午前中編はこちら




 「ジェリーフィッシュレイク」を出たときにはすでに正午を過ぎていました。


 ランチタイム御用達アイランド「オモカン島」に上陸しました。私たちが到着した時にはすでに数隻の船が来て、あちこちで中国語が飛び交っています。ここは向かいの島まで砂浜が伸びる「ロング・ビーチ」で有名な場所です。この日はちょうど満月の日でロングビーチがはっきりと現れる時期で、しかも天気が良く、お昼ごろに潮が引く時間帯でした。図らずも、ベストタイミングを見計らったかのような日だったのです。

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 五人分のベントーです。弁当はパラオ語で“ベントー”。日本がパラオを統治していた時代の名残で、日本語からパラオ語に取り入れられたことばのひとつです。滞在中耳にしたのはほかにも“ダイジョーブ”、“チチバンド”などなど。なお、パラオ人のスタッフの間では“チャラオ”も使われていました(笑)。
 それにしても南の島で日本的な風呂敷を見るとは。でもデザインはパラオ風ですね。
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 弁当の容器は重箱のような材質で、少し豪華に見えます。
 では、中身は? あとで知ったのですが、この日の弁当はパラオでも人気弁当店らしい「アイランド焼肉」のチキン弁当でした。ちなみに翌日のツアーは同じ店のソボロ弁当。
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 この島には一応ベンチ、テーブル、さらにトイレも設置してあります。しかし、すでに大勢の台湾人観光客がテーブルを使用していたので、私たちは木陰に場所を見つけました。母たちが同船の一人旅のお姉さん(ご両親が熊本県大津町在住)と親しくなったので、一緒に食事をしました。ありがとうございました。




 食事の後は周辺を散策。



 巨大な根っこによじ登ってみたり、
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 家族で記念撮影したり。
 “コボちゃん”のおススメでジャンプして記念撮影。年配者も少しだけ浮いていたり、腕だけだったり。
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 弟と一緒に。今回彼が同行してくれたおかげで、“添乗員”業務はずいぶん楽になりました。
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 年配者の“添乗員”をしていなかったら、たぶんロング・ビーチをずっと先まで歩いて行っていただろうな。いつか再びここに来ると誓いました。
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 "カメがいる!”とのスタッフの声で駆け寄ってみると、
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 確かにいました、ウミガメが。どこからか何かの実を持って来て目の部分にはめ込みんでみたり、尻尾の下に置いて、卵を産んでる、と言ってみたり。
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 そんなこんなで2時前に船に戻りました。潮が満ちてきており、年配者も腰まで海水に浸かって船へ。

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 この時、船の上から“サメっ”と声が上がりました。その方向に目をやると、そんなに大きくないものの岸辺近くで泳ぐ生き物を発見。しかも水面から背びれが出ている・・・。




 シュノーケリングに向かいます。年配者は海に入るでしょうか?
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 船が向かったのは「ゲロン島」。この島は私有地なので上陸はできないのですが、周辺の海、特に今日は「ゲロン・インサイド」と呼ばれる地点でのシュノーケリングでした。

 二名の年配者はシュノーケリングにも参加しました。年配者たちは、ライフジャケットをつけて海に入ると、浮き板につかまり、どんどん船から離れて曳航されました。義母は湖でシュノーケルに慣れたようで問題なし。私の母は相変わらず恐ろしがっていたのですが、それでも今度は水中眼鏡だけを身に着け、海の中を少しずつ見ることができるようになりました。
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 今回はライフジャケットをきちんと装着しています。午前中のミルキーウェイでは、股下を通して正しく装着していなかったので、ライフジャケットだけが浮こうとして、うまくバランスを取れなかったようです。股下までひもを通してきちんと身に着けましょう。


 パラオ人スタッフが気を利かせてくました。素潜りで海底からピンク色の丸いサンゴを持って来て、“バアチャン”たちの目に前に置いてくれたのです。それを見た途端、私の母は“うわぁ、きれーかぁ”と感嘆の声を上げました。するとそれまでと様子が変わりました。それはまるで、泣いていた子どもが、目の前に出されたおもちゃに気を紛らわされて、泣きやむような光景でした。※確かに気が紛れたと、後日母親は言っておりました。義母もそのピンクのサンゴに感激。二人の年配者を惹きつけて放さなかったピンクのサンゴ。


 一方、他の人には海底からナマコを持って来て、水鉄砲のようにして水をかけます。
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 “ジェロ”が水底でドーナツ状に息を吐きます。どこかの水族館でスナメリが作る輪のように。
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 ちょっと息が足りなかったようで“ヘター”と言われていました。
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 美しい青い枝サンゴ。
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 ふたりのおばあちゃんたちはサンゴを持って帰ることを希望しました。しかし、それはここでは許されていません。それで、写真だけ撮って帰ろうね、と言ってTG-1を被写体に向けると、なんとなんとなんと、痛恨の電池切れ・・・・。




 帰りの船は猛スピードでまっすぐに帰港しました。この日一番長い乗船でした。

 帰りの船の中では、多くの人がお疲れのようで、うとうととしています。子どもたちにいたっては、船の後ろの方で、エンジンのものすごい音にも動ぜず熟睡しています。そういえば“ジェロ”もいない。“ジェロ”も? 二人の年配者も居眠り。風で帽子が飛ばされないように、帽子の上からタオルなどで頬かむりしたすごい姿で居眠り。義母にいたっては、船が港に入るまで大きな口を開けて“舟を漕いでいた”ので、きれいなお姉さま方に“おばあちゃん、かわいいっ”と言われていました。キミたちもあと四、五十年もするとこうなるのだよ。
 それはともかく、おばあちゃんたちは誰にでも親しく話しかけるので、船上ではかわいがられていました。


 帰りの船の中から、遠くにきれいな虹が見えました。心地よい疲れの中、満足感を抱いて眺めました。


 若向きのスペシャルロックアイランドツアー、八十の年配者でも楽しめました。家族の配慮、何にもましてツアースタッフ・ガイドの細やかな心遣いがあったからこそ可能でした。九十で参加したつわものもいらっしゃるそうです。

 特に“コボちゃん”、まだお若いようなのに、小さな子供から年配者まで気を配ってくださりありがとう。おばあちゃんたちは感謝しています。




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