熊響 第103回定期演奏会

 書きたい記事はいくつかあれど、諸事情で書けずにいました。しかもちょっとだけ体調も崩したりして。個人的に5月って体調が悪くなることが少なからずあるような気がします。無理している部分があってそれが出てしまうのか。

 時をさかのぼる形で少しずつ記事にします。

 まずは今日の夜行ってきたのが、熊本交響楽団の定期演奏会。もうそろそろだと思い、ホームページを見たのが昨日のこと。指定席でも1,800円という破格の価格で生のオーケストラの演奏が聴けるのは、CD聴くよりはるかに感動が違うと思うのです。実は体調が回復傾向とはいえ万全ではなかったこともあり、直前まで迷いましたが、心の栄養が欲しいと思い、会場まで家族に送ってもらう形で、独り聴きに行きました。

P5140001.jpg

第103回定期演奏会
【公演日】 2017.05.14
【会場】熊本県立劇場コンサートホール
【指揮】松井慶太
【トランペット・ソロ】菊本和昭(NHK交響楽団 首席奏者)
【プログラム】
① 組曲「道化師」(カバレフスキー)
② トランペット協奏曲(アルチュニアン)
③ 交響曲第4番ヘ短調(チャイコフスキー)




 私にとっては馴染みのない曲構成。

 当日券を会場で購入しました。8列目の指定席区画を選択。いざ席に座ってみると、自分の目の高さがちょうど指揮者の譜面台の高さと同じくらいでした。オーケストラを奥まで見渡すことはできない位置。指揮者が入ってきます。背がかなり高い! しかも革靴が金属のように黒光りしています。あれくらいピカピカの革靴いいですね。


① 第2曲 ギャロップ。誰でも聞いたことがある運動会の音楽です。第7曲だったかな、きれいな調べでした。


①´ 指揮者の挨拶。


② この辺りでは生ではめったに聴けませんよ。私は独奏者の吹くトランペットの朝顔(ベル)の正面からちょっとずれた位置に座っていました。奏者の息遣いが聞こえてくるような澄んだ音色。強奏する感じは少なく抑え目か。弱音器を付けた音色との味わい深さの違いも面白い。


②´ アンコール  チャイコフスキー作曲「白鳥の湖」より‟ナポリの踊り”。


③ 個人的に第5番、第6番はよく知っているんですが、第4番は正直ほとんど聴きません。序奏のメロディーは聞き覚えがある程度。驚いたのは第3楽章。弦楽器5部がみんな弓を床に置いています。指ではじくピチカート奏法で演奏し、お互い掛け合っているのです。それがこの楽章の間中ずっと続きます。スバラシイ。最終楽章は爆奏って言葉があるかどうか知りませんが、まさに爆発的な演奏。フィナーレにふさわしく大いに盛り上がって終わりました。スッキリ。
 でも、指揮者が挨拶の時に言っていた、可能なら熊響のメンバーが最後にしてくれると言っていたのは何だったか。もしかしたら最後に皆が弓を高く掲げたこと?


③´ アンコール チャイコフスキー作曲 「くるみ割り人形」より‟グラン・パ・ド・ドゥ”。
 ハープが演奏会の最初からステージ上に出てるのに気づいていましたが、これまで演奏している様子はまったくありません。いつ使うの? ハープはこの最後のアンコールのために置いてあったのです。
 その清らかな音でアンコール曲は始まりました。するとなんと勝手に涙が出てくるんです。あっ、これこれ!私の中の楽器、心の琴線に触れるってやつです。この演奏会でまだこれが出ていなかったのに気づきました。それがついに出ました! これで心身ともに元気になれるぞ。


 アンコールとメインの曲はすべてチャイコフスキーでした。でも私はアンコールの曲名がからっきし分かりません。バレエ音楽に馴染みがないからだと思います。バレエ音楽からアンコールとして演奏されることが結構多いような気がします。でもいつもわかんない。今後の課題かもしれません(笑)。

 演奏会すべてを楽しんで、個人的に何が良かったかって、最後のアンコールでしょう。でもそこまでに至る本来のプログラムが素晴らしかったからこそ、この感動があるのだと思います。
 アンコールが一番良かったというので思い出すのが、過去記事にもある世界的指揮者ゲルギエフの熊本公演で、ピアニストの大男マツーエフが弾いたアンコール曲「トロイメライ」。そういえばチェスキーナ洋子さんが亡くなって以来、ゲルギエフは熊本に来てくれなくなりましたね。残念。


 元気なった私は、妻の“迎えに行くよ”との親切な申し出を断り、自宅まで7.7キロの夜道を歩いて帰りました。

見学再開したビール工場

※ 今日は久しぶりに大きめの地震が来ましたね。この辺りは震度3でしたが、美里町は震度4だったとか。


 最近立て続けに客人を泊める機会があり、熊本地震の影響を乗り越え4月12日に再開したばかりの、サントリー〈天然水のビール工場〉熊本・阿蘇ブルワリーに連れて行きました。

 これは外にある発酵棟。
suntory (4)

 工場見学は興味深いですね。二条大麦を数粒試食できますが、これが意外に甘くて美味しい。案内係によって説明内容に個性が出るのもおもしろい。

 でも、楽しみは何といっても最後の試飲

suntory (1)

 今はお代わりも含めて3杯限定。最初の一杯は「プレミアムモルツ」と決まっています。これが結構量があります。

 二杯目以降は3種類の中から自由に飲めます。「マスターズドリーム」、「〈香る〉エール」と普通のプレモル。味比べをして、飲み残したとしてもOK。お代わりをすべてマスターズドリームにしてもOK。

 個人的な好みでは「マスターズドリーム」>「プレモル」≫「エール」かなあ。

 でもアルコール度数は「マスターズドリーム」5%<「プレモル」5.5%<「エール」6%なんですよね。度数は関係ないかも。

suntory(5).jpg

 もちろん3杯すべておいしく頂きました。おつまみが一袋しかいただけないのがちと辛いですが、純粋にビールを楽しめます。プラス、缶コーヒーや味のついた天然水も少しずつ飲みます。
 試飲の時間は結構取ってあって、焦らされる感じは全くありませんでした。



 客人たちは大喜び。私も大喜び。飲む人はみんな上機嫌
suntory (3)

 客人たちはいつも手をつないでいます。客人たちは外国在住の日本人。現地では、夫婦は手をつないでいないと、離婚の危機かと心配される環境のようです。
suntory (2)

 妻に促され、うちら夫婦も負けじと手をつなぎます

 妻が運転してくれるので飲めるんですよね。ありがとう。

ランニング再開

 熊本城マラソンが終わってからすっかり走らなくなりました。走ったのはわずか3回。体重も少し増えました。

 5月に40キロウォーキングに出る予定なので、これではいけないということで4日前にウォーキングから再開。二日間それぞれ10キロ、12キロと歩き、2日前から10キロを走り始めました。走り始めた日の最初の1,2キロは、体に重りでも付いているかのように、体が前に進みません。その後少しずつ軽くなってきました。とにかく今の時期は急がずゆっくりと走ります。



 コース脇の河川敷では牧草刈りが始まっていました。これまた模様の面白いこと。
P4300004.jpg

 河川敷に‟複葉機”が。
P4300009.jpg
 いえ、レーキという刈り取った牧草を列(ウィンドロウ)にする機械。



 熊本地震により堤防に不具合が生じ、工事中で長らく堤防上を走ることができませんでした。それも走るのから離れていた遠因かも知れません。
 しかしやっと復旧工事も終わり、以前より道幅が広くなった舗装路で快適に走ることができるようになっていました。
P4300016.jpg

 日が随分長くなりました。熊本では18時50分過ぎが日の入りです。

 コース脇の民家では、巨大なクリの木(2階の屋根を超える高さ)が花を咲かせていました。その独特の匂いが堤防を走る私にも届きます。今年もこの季節が巡ってきたんですね。

 

 この日10キロ 1時間15分 7´30"/㎞  4日間で42キロ。

楽園

朝早く起きて散歩にでかける
P4240032_201704270041299fb.jpg
朝の光は芸術家
P4240033_201704270041308ad.jpg
地面にはいろんな色が
P4240038.jpg
散らばってる
P4240039.jpg
普段は目に留めないけれど
P4240042.jpg
その輝きに気づくときに
P4240048.jpg
わき上がる幸福感
P4240052.jpg
自分は生かされている

2017牧柵補修ボランティア - 町古閑牧野


 昨年に続いて阿蘇・町古閑牧野の牧柵補修ボランティアに参加してきました

 いろいろあって前日4時間半しか寝ていません。朝も6時15分に自宅を出発し、途中朝食を急いで食べて、到着したのが8時45分。9時集合に間に合いましたが、地震直後だった昨年より時間がかかっています。熊本市内はあっという間に通過しましたが、ミルクロードが入口から峠までかなり渋滞しました。

 今回参加のボランティアさんは9名。半数以上は名前もすぐ出る見知った顔ぶれ。天気は快晴ですが、朝の町古閑は強風が吹いて、非常に寒かったです。

 手前から奥に強風が吹いています。草が輝いてまるで川の流れのよう。実に美しい光景でした。
P4190003.jpg

 今回は地元二人にボランティア二人が加わって班を作り、それぞれ散らばっていきます。

 切れたりひどく錆びたりしている有刺鉄線を真新しいものと張り替えていきます。
P4190004.jpg

 気づいた方はいらっしゃるでしょうか。ボランティアの数が奇数だったことに。二人組を作る際にどうしても一人余るのです。

 組分けの際、牧野組合長の横にいたもんだから、私が一人だけ指名されて、組合長の班に入りました。班は組合長、組合員の女性、私の3人だけでした。私が作業にそこそこ手馴れているものだから、女性の方が珍しがって‟組合長、いい弟子を連れてきたねえ”とおっしゃる。
P4190006.jpg

 野焼きの後には草が芽吹き始めています。群生したキスミレ。
P4190008.jpg

 鉄線を固定するための金具が残っているところでは、それを再利用して張っていきます。これはやり方を教えてもらって、私が初めて張りました。どうだ!(まだまだ!)
P4190011.jpg

 少しの時間ゼンマイ採りをさせていただきました。家族への土産。
P4190012.jpg

 午前中たっぷり仕事をしてお昼になりました。
 野焼きと違い、この作業の時はお弁当が牧野から提供されます。
P4190013.jpg
 食事後は午後の作業開始まで自分の車の中でうつらうつら。今日はコペンではなく普通車で来たので、シートを倒して休めました。



 午後から、仕事をやり残した現場に戻って作業再開。

 牛の水飲み場にたまった水の中ではオタマジャクシがたくさん泳いでいました。まだ冷え込みそうな場所なのに、もう発生していたのがとても意外でした。しかも丸々と育ってます。高速で水面に円を描くミズスマシのペアや、どこからか飛んできたアメンボも生息。
P4190015.jpg
 
 午後はひたすら黙々と作業を進めます。

P4190017_2017042001035348b.jpg



 ボランティアは4時頃作業終了しました。他のボランティアさんも異論はないと思いますが、私は組合長の指揮のもとたぶん他のボランティアさんと比べて2倍くらい働いています(笑)。
 お土産にイチゴをいただきました。その後地元の方々はいらっしゃらなくなったので、作業に戻られたのではないかと思います。まだ牧野全体の半分くらいしか作業は終わっていないとのこと。とりあえず当面の放牧はできるそうです。阿蘇で一番大きな牧野ですからね。
P4190019.jpg
 カウボーイハットの上、奥の方に煙がたなびいているのが写って・・・・・ないか。煙が上がっていたんですよ。本日午後から開催された波野・坂の上牧野の野焼きの煙でした。


 いただいた温泉券でひと風呂浴びて帰宅。